『E.G. 11』インタビュー
E-girls 鷲尾伶菜&藤井夏恋&武部柚那が語る、11人体制の強さとアリーナへの挑戦
武部「11人で今できる最大限の努力を」
ーー初の武道館単独ライブの時から、毎年拝観させていただいているのですが、アリーナに11人で挑むのは大きな挑戦だと感じます。
鷲尾:かなりの挑戦ですね。ボーカルが三人に減ったので、今まで以上に一人ひとりの負担も増えるし、パフォーマーもステージが広く感じるはず。でも、そこはたくさんのことを考え、試行錯誤して、自分たちのパフォーマンスを磨くことで乗り越えていかなければいけないと思います。今回、この11人体制に勢いをつけるライブにしなければいけないという気持ちがメンバー全員に強くあって、だからこそリハーサルでも活発にアイデアが出てくるのだと思います。一人ひとりの気持ちをすべて、このライブに詰め込むことができれば、きっとうまく行くと思っています。
武部:これほど「無事に始まりを迎えて、無事に終えることができれば良い」と思ったのは初めてです。E-girlsとしてはアリーナは5回目で、私はステージ上でメンバーの笑顔を見るのが一番の楽しみなのですが、その楽しみと同じくらい、いま準備していることを無事に届けられるかどうかというところでドキドキしています。もちろん、11人で立った時にお客さんからどんな風に見えるのかも気になります。これまではサポートメンバーも多かったけれど、今回は11人それぞれの力を最大化していくような演出にしているので。あとは体力勝負ですね。「お水が一口でも飲めたらいいな」というくらい出ずっぱりなので、しっかり体も作っていきたいと思います。
藤井:今回はメンバー発案のアイデアもふんだんに使われているから、演出に遊び心もあります。19人体制のときはストーリー性があって世界観が作り込まれていたけれど、今回はファンの方と一緒に遊ぶ感じを重視していて、ライブに参加している感じがさらに味わえると思います。最後まで飽きないライブになっているはずです。新曲も多いから、あまり聞いたことがない曲もあると思いますが、それでも楽しめる演出を考えています。
ーーツアーに向けて、かなり気持ちが高まっている感じですか?
鷲尾:リハーサルの時間は、今までで一番あっという間に感じますね。今はぶっ通しでやっても最後までちゃんとやれる感じで。きっと、自然と「集中力を切らせている場合ではない」という意識になっているんだと思います。最近、やっと実践的な動きの練習が始まったので、完成形を見るのが自分でも楽しみです。
藤井:たぶん、ファンの皆さんは11人になったことに対して、まだ不安があると思うんです。でも、今回のライブを見ていただけたら、きっと私たちのパフォーマンスの進化を感じていただけるはず。今回のライブを機に、「やっぱりE-girlsは最高」とか「ちゃんと応援しよう」と思っていただけるように、今は集中して頑張っているところです。
武部:もちろん、ファンの方は楽しみにしているでしょうから、新曲だけではなく、E-girlsの代表曲も披露する予定です。11人体制ならではのアレンジになっているので、きっとこれまでとは違ったイメージで楽しめるはず。以前は元気にダンスしていた曲で、こういう風に歌うんだとか、逆にこの曲でこんなに踊るんだとか、楽曲のアレンジや見せ方で変化を付けているので、そこも楽しみにしてほしいです。
ーー前回の「E.G.EVOLUTION」はそれぞれの進化を見せるような構成で、11人体制によるパフォーマンスはお披露目的な意味合いが強かったと思います。今回は改めてその実力が問われるところで、緊張感もありますね。
鷲尾:E-girlsは、EXILEのように名前を残していかなければいけないグループで、メンバーが変わってもE-girlsというブランドは残るということを、まずは私たちが示さなければいけません。そのためにも土台作りをしっかりしなければいけない段階だと思います。今回のライブは、そういう意味でも非常に重要なので、見届けてほしいです。
武部:ファッションで今流行っているものは、昔に流行したものを現代風にアレンジしたもので、音楽もまた同じように流行を繰り返しながら進化していくものだと思います。E-girlsもその時代の空気を取り入れながら、過去の名曲やパフォーマンスを進化させて届けられるようなグループにしていきたいです。歌って踊れるガールズパフォーマンスグループはそれほど多くはなくて、そこがE-girlsの最大の武器だと思うので、初心を大事にしつつ、11人で今できる最大限の努力をしたいと思います。
藤井:まずは今までのファンの皆さんに納得していただくのが、今のE-girlsには必要だと感じています。絶対に楽しんでいただけるライブにするので、ぜひ観に来てください。
(取材・文=松田広宣/写真=林直幸)
■リリース情報
『E.G. 11』
発売日:2018年5月23日(水)
価格:2CD+2DVD+100P Photo Book ¥6,000+税 ※初回生産限定盤
2CD+2BD+100P Photo Book ¥7,000+税 ※初回生産限定盤
2CD+DVD ¥4,500+税
2CD+BD ¥5,500+税
2CD ¥3,800+税
<DISC-1 CD>
M01. Show Time
M02. Love ☆ Queen
M03. 北風と太陽
M04. Keep on
M05. DYNAMITE GIRL
M06. What I Want Is
M07. ひとひら
M08. あいしてると言ってよかった
M09. Pain, pain
M10. LOVE
M11. Tomorrow will be a good day
M12. Run with You
M13. Just a little
M14. Piece of your heart
M15. Making Life!
M16. Y.M.C.A. (E-girls version)
M17. Smile For Me
<DISC-2 CD>
M01. Celebration!
M02. One Two Three
M03. Follow Me
M04. CANDY SMILE
M05. ごめんなさいのKissing You
M06. クルクル
M07. Diamond Only
M08. Highschool ♡ love
M09. Mr.Snowman
M10. Anniversary!!
M11. Dance Dance Dance
M12. Merry × Merry Xmas★
M13. DANCE WITH ME NOW!
M14. STRAWBERRYサディスティック
M15. E.G. summer RIDER
M16. Pink Champagne
M17. Go! Go! Let’s Go!
<DISC-3 DVD/BD>
[Music Video]
Love ☆ Queen
Smile For Me
北風と太陽
あいしてると言ってよかった
Pain, pain
Y.M.C.A. (E-girls version)
Show Time
<DISC-4 DVD/BD>
Prologue (Document Movie)
■ライブ情報
『E-girls LIVE TOUR 2018 ~E.G. 11~』
6月2日(土)福井・サンドーム福井
6月9日(土)静岡・エコパアリーナ
6月10日(日)静岡・エコパアリーナ
6月22日(金)兵庫・ワールド記念ホール
6月23日(土)兵庫・ワールド記念ホール
6月24日(日)兵庫・ワールド記念ホール
6月30日(土)福岡・マリンメッセ福岡
7月1日(日)福岡・マリンメッセ福岡
7月7日(土)新潟・朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
7月21日(土)広島・広島グリーンアリーナ
7月22日(日)広島・広島グリーンアリーナ
8月1日(水)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
8月2日(木)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
8月4日(土)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
8月5日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
■関連リンク
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