欅坂46、“全員選抜”の強さ見せるか? 平手不在で臨む『2nd YEAR ANNIVERSARY LIVE』に期待

 メンバーの気持ちがひとつになり、ライブに対するモチベーションが上がっている背景には、やはりひらがなけやきが日本武道公演3daysを成功させた影響もある。それぞれのメンバーが悔しい思いをしたからこそ、今まで以上にライブに対するモチベーションやグループの士気が高まり、同じ目標に向かって歩みを進めているように思う。漢字欅の武道館ライブが中止になった時、『BUBKA 4月号』のインタビューで小林は平手が出ないことでメンバーの足並みが揃わなくなったことを明かし、「全員が同じように頑張れないんだったら、残念なライブを見せてしまうことになるので」と語っていたが、今回のライブでは今まで以上の団結が見られるのではないだろうか。

 正直、2周年という大事な時に21人が揃わないのは、ファンやメンバーにとっても悲しいことだ。しかし、ひとつのステージに向かって懸命に努力を重ね、ライブへの熱い思いと責任を背負い大舞台に立つメンバーの姿を想像するだけで、胸に込み上げてくるものがある。波乱万丈な1年を乗り越えてきた彼女たちが『2nd YEAR ANNIVERSARY LIVE』でどんな成長を見せてくれるか……漢字欅にとって革命のきっかけとなるであろうライブが、いよいよ明日に迫っている。

(文=本 手)

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