Google Home、Amazon Echo、Clova WAVEの特性は? 2018年発売の新製品にも注目

 2018年には、サムスンからはAIアシスタント・Bixbyを搭載したオーディオクオリティに注力したスマートスピーカーが登場する予定だ。競合に少し遅れを取る形となったが、もちろんAppleだって今年の『WWDC』で披露したHomePodの発売が控えている。空間認識を使って室内の位置を感知し自動で音を調節してくれ、iPhoneユーザーには馴染みのあるSiriが搭載されているのも魅力的だ。さらにGoogle同様、自社製の音楽ストリーミングサービス・Apple Musicと連携もできる。アプリケーションやデバイスとの連携を含め、ユーザーをしっかりとロックする構えだ。また、AmazonからはEcho Show、LINEからはLINE FACEなど音声での操作に加え、物理的なインターフェースを備えたディスプレイ付きのスマートスピーカーも各社用意している。視覚的な要素が加わることで情報のアウトプットの幅が広がり、より魅力的なアプリケーションの充実が期待できそうだ。2018年、国内スマートスピーカー市場はますます過熱していくに違いない。

■げんきくん
文筆家/拳法家 「世界からAdobeが消えたなら」というコンセプチュアルアートの中の人。趣味は溶接。今はサイボーグへの人体改造に興味があります。
Twitterアカウント:@genkl_kun

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