2017年、ストリーミングサービスは音楽シーンをどう変えた? チャートアクションなどから考察
「日本で大物アーティストがストリーミングを解禁したことは、SpotifyやApple Music上陸に次ぐ大きなムーブメントであり、ストリーミングが主流に近づいている第一歩。またAppleが音楽認識アプリ・Shazamを買収したことも、2018年以降の音楽ストリーミングに注力するビジネス戦略としての象徴的な出来事だったと感じます。こうした国内のレーベルの動きや、世界的なサービスの動きが活発化することによって、日本の音楽業界の中でも、ストリーミングサービスへの認知は確実に上がっていると言えます」
2018年も国内アーティストが新たにストリーミングサービスでの配信をスタートする動きはさらに加速するとみられる。ストリーミングサービスのさらなる普及が、日本国内でもチャートやレーベルの業績などを大きく変化させる可能性は高そうだ。
(文=村上夏菜)