Little Glee Monsterが語る、紅白出場の喜びと3rdアルバムでの“音楽的挑戦”

リトグリが語る“音楽的挑戦”

同世代のスポーツ選手の背中を押すように歌えたら(アサヒ)

ーーかと思うと、前作『Joyful Monster』での「Catch me if you can」に続いて、本作にも英語詞の楽曲「Get Down」が収録されています。ちょっと80年代っぽいサウンドで、そこも今のトレンドというか。

かれん:この曲は、発音に手こずりましたね(笑)。

ーーそうですか? ナチュラルな英語に聞こえましたよ?

5人:えーっ、嬉しい(笑)。

かれん:でも、歌っていて必死ですよ(笑)。「ここの発音、気をつけな」っていう箇所がたくさんあって。中でもLとRの発音が本当に難しくて、Lでも巻き舌になっちゃうんですよね。でも、この曲はサビがすごく覚えやすいから、皆さんも一緒に歌いやすいんじゃないかなと思います。

ーー確かにメロディがすごくわかりやすくて、数回聴いたら覚えられそうですし。でも、そこをあえて英詞で歌うというチャレンジが、非常にリトグリらしいなと思いました。

5人:(笑)。

ーー海外を意識するということは、これからさらに英詞オリジナル曲が増えていくかもしれませんね。

かれん:私は、もっと増えていけばいいなと思います。

manaka:大変だ(笑)。でも、海外で披露できる機会があったときに、恥ずかしくないようにしないとね。それに、海外のアーティストの方々とご挨拶するときに、英語でコミュニケーションをとりたいと思うことはみんな思っているはずなんです。なので、スムーズに会話できるように、やっぱり英語は頑張りたいですね。

ーーまた、「Gift」はトロピカルハウス的な側面を持ったアレンジで、これも今までのリトグリにないタイプの楽曲ですね。

芹奈:初めて出会うタイプの楽曲だったので、最初は戸惑いました。

manaka:でも、初めてのテイストの楽曲を歌うときって、新鮮で楽しいなと思うんです。実際に歌ってみて、「Gift」のレコーディングのときもいろんな発見がありましたし。

かれん:サウンドがめちゃめちゃカッコいいのに、歌詞がカワイイという組み合わせも新しいしね。

アサヒ:バレンタインっぽいし。

ーーそして、「いつかこの涙が」のような王道ミディアムバラードもある。この曲はすでに先行配信されているので、ファンの皆さんもおなじみかもしれませんね。

アサヒ:この曲は『第96回全国高校サッカー選手権大会』の公式応援歌にもなっているので、同世代のスポーツ選手や部活で頑張っている人の背中を押すように歌えたらいいなと思ってます。

ーー年明け1月8日には、実際に埼玉スタジアム2002で行われる決勝戦で歌うんですよね。ライブ会場以外にもそういう場で楽曲を披露する機会が、最近は増えているんじゃないでしょうか?

かれん:去年に引き続き、今年もアクアパーク品川という水族館で歌わせていただいたんですけど、リトグリに興味がなくてたまたまその場にいた人が興味を持ってくださったり、そういう機会が増えていることも実感していて。そこから、ワンマンライブにまで来てもらえるようになったら本望ですね。

ーーさらに、通常盤のみに付属のボーナスCDには『陸王』でも使用された「糸」や、Earth, Wind & Fire「SEPTEMBER」、DREAMS COME TRUE「Ring! Ring! Ring!」などのカバー曲に加え、全国ツアーのオープニング&エンディングテーマも収録。かなりボリューミーな内容になりそうですね。

かれん:ツアーのオープニング&エンディングテーマは、ツアー序盤では「え、新曲が2曲もあるの?」って驚かれたんですけど、終盤に近づくにつれて「すごく好きです!」って声も多くなって。ファンの皆さんの間でも好評だったので、こうやって発表できるのは嬉しいです。

いつかメンバーが作曲した曲に作詞をしたい(manaka)

ーー2018年がこのアルバムから始まり、その半月後には横浜アリーナ2DAYS公演、さらに3月には大阪城ホール2DAYS公演がそれぞれ控えています。きっとその先には、また新たな全国ツアーもあるでしょうし、さらなる新曲もリリースされることでしょう。最初の新たな挑戦じゃないですが、皆さんの中で今後やってみたいジャンルや歌ってみたいジャンルというのはありますか?

かれん:ブラックミュージックは極めていきたいなと思います。私たちと同い年の女の子で、そういうジャンルを極めている人は少ないと思うので、リトグリがその先頭に立てるような存在になりたいです。

アサヒ:私は昭和の歌謡曲みたいな曲がいいな。最近、チェッカーズさんが好きなんですよ。その当時の情景が思い浮かぶような歌詞とか、そういう曲を歌ってみたいなと思います。

MAYU:私はめっちゃ暗い曲が好きなので(笑)。もうどん底まで落ちてるような曲を歌いたいです。

manaka:それを全員で?

MAYU:うん、全員で(笑)。基本、バラードが好きというのもありますし、自分的にバラードが歌いやすいなっていうのがあるので。別に気持ち的に病んでるわけではないんですけど(笑)、そういう曲を聴いていつもリフレッシュしているので、できることなら自分でも歌ってみたいです。あと、私は和楽器の音も好きなので、そういう楽器を取り入れた曲があったら嬉しいですね。

芹奈:私はライブレコーディングを一回してみたいです。

ーーそれはバンドと一緒に、一発録りみたいな?

芹奈:そうです。お客さんも少人数で入れた、公開レコーディングみたいに。小規模だと音圧的にも普段とは変わってくるでしょうし、一度はやってみたいなと思ってます。

manaka:私は、いつかメンバーが作曲した曲に作詞をしたいと思ってます。

他のメンバー:おーっ!

manaka:作詞は「明日へ」のときに自分が楽しいと思いながら作業できたというのもあって、もっと極めたいなと思っていて。作曲はメンバーのみんなに才能を発揮していただいて(笑)、そこに自分が歌詞を書くというオリジナル曲を自分たちの手で作れたらなと思います。

(取材・文=西廣智一)

■リリース情報
『juice』
発売日:2018年1月17日(水)
価格:初回生産限定盤 ¥3,980(税込)
通常盤 ¥3,240(税込)
期間生産限定盤 ¥2,500(税込)

<CD収録内容>※Disc1は全形態共通
【Disc1】
M1 だから、ひとりじゃない
M2 明日へ
M3 Go My Way!
M4 OVER
M5 Jupiter
M6 いつかこの涙が
M7 Love to the world
M8 Get Down
M9 ヒカルカケラ
M10 Gift
M11 好きだ。remake ver.
M12 COLORS
M13 幸せのかけら

【Disc2】※通常盤のみ収録
M1 I WAN'NA BE LIKE YOU -Live on 2017.11.19-
M2 SEPTEMBER
M3 Ring! Ring! Ring!
M4 糸
M5 Let's Grooooove !!!!! Monster 〜Opening/Ending〜

<DVD収録内容>※初回生産限定盤のみ収録
『Let's Grooooove !!!!! Monster Live on 2017.9.18』
1.Opening
2.Girls be Free!
3.Go My Way!
4.人生は一度きり
5.Don't Worry Be Happy
6.Jazz Session
7.I WAN'NA BE LIKE YOU
8.放課後ハイファイブ
9.青春フォトグラフ
10.空は見ている
11.幸せのかけら
12.私らしく生きてみたい
13.HARMONY
14.好きだ。
15.SAY!!!
16.明日へ
17.My Best Friend
18.だから、ひとりじゃない
19.Ending

■配信情報
「いつかこの涙が」
12月20日(水)配信スタート
iTunes
レコチョク
mora
Apple Music
LINE MUSIC

■ライブ情報
2018年2月3日(土)/4日(日) 横浜アリーナ 2Days
2018年3月24日(土)/25日(日)大阪城ホール2Days
詳細はこちら。

■関連リンク
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<応募締切>
2018年1月14日まで

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