欅坂46 織田奈那、ファンとメンバーを魅了する求心力 ムードメーカーとしての活躍に注目
ただ、織田は自分が考えるアイドル像と、今のキャラクターのギャップに葛藤することも。自分のリアクションを見てファンが減ると泣き出したり、番組で自身のビジュアルへのコンプレックスを吐露するなど、アイドルとしての悩みを常に抱えていた。2016年12月14日のブログでは、「私がなりたい理想のアイドルと今の自分が遠く離れすぎていてとても悲しいです」と本音を語っていた(参考:織田奈那 公式ブログ)。その葛藤が晴れたと思わせたのが、『けやかけ』でメンバーが小林に憧れているという話をした際に、織田が「2人の言うことすごい分かる。やっぱり十人十色だと思うので、みんな違ってみんな良い」と発言したこと。また、「今の自分は好きです。みんなにもそれを分かって欲しい」と語ったのが印象的だった。
11月19日の『けやかけ』で行われた心理分析で織田は、「自分のセクシーさに自信が出てきた事の表れ」と分析されると、「どんどん自分の女子力が上がってる気がして、最近香水2個買った」とコメント。化粧の仕方を知らず、ノーメイクでオーディションを受けていた彼女が、すっかり大人の女性としての自信がついてきているようだ。
バラエティ能力が高い上に、美しさにも目覚めつつある織田。12月13日に発売される『週刊少年マガジン』では、織田、長沢菜々香、米谷奈々未の3名で、“ななちゃんず”として巻頭グラビアを飾ることも決定している。バラエティ面から芸能活動を広げている先輩アイドルもいるため、今後の織田奈那の成長には注目せざるを得ない。
(文=本 手)