『OVER/ヒカルカケラ』インタビュー

『紅白』初出演も決定! Little Glee Monsterが明かす『陸王』劇中歌起用の裏側&新作での挑戦

 Little Glee Monsterが、11月8日に10thシングル『OVER/ヒカルカケラ』をリリースした。同作収録の「OVER」はテレビアニメ『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』(テレビ東京系)のオープニングテーマ、「ヒカルカケラ」はスガ シカオの書き下ろしによる楽曲と、グループにとっても重要なトピックとなる2曲だ。

 さらに、テレビドラマ『陸王』(TBS系)で劇中歌を担当していることが、初回放送でサプライズ的に明かされ話題を呼んだり、『第68回NHK紅白歌合戦 夢を歌おう』への初出演が決定したり、1月には3rdアルバムをリリースし、2018年2月には横浜アリーナ、3月には大阪城ホールでの2Days公演が待ち受けるなど、今年終盤〜来年初頭にも様々なビッグイベントが待ち受けている彼女たち。今回のインタビューでは、『陸王』での劇中歌起用や最新シングルについての話題を中心に、グループの現状について話を訊いた。(編集部)

「第1話で流れると知らなかった」(アサヒ)

ーーまずは始まったばかりのテレビドラマ『陸王』(TBS系)の話からいきましょう(※取材は番組初回から数日後に実施)。劇中歌「Jupiter」を担当することは実際に番組で流れるまで一切告知されていなかったので、最初はびっくりしましたよ(参考:ドラマ『陸王』、劇中歌「Jupiter」はLittle Glee Monsterが歌唱 かれん「何度も何度も歌い直しました」)。

全員:ありがとうございます(笑)。

かれん:まさか池井戸(潤)さん原作のドラマで私たちの歌が使われるなんて、本当にすごいことだなって思います。

manaka:しかもカバー曲での劇中歌というのも珍しいことだと思うので、最初はどんな感じで使われるのかなと思っていたんですけど、初回からすごく良いシーンで自分たちがカバーした「Jupiter」が流れていて、すごく嬉しかったです。

芹奈:クライマックスの、すごく良いシーンで。

アサヒ:私たちもいつどこで流れるのかわからなかったし、そもそも第1話で流れるとも知らなかったので、ビックリしました。

ーーそれはドキドキしますよね。周りからのリアクションは耳にしましたか?

かれん:友だちが好きな俳優さんが出ているから観たそうで、そこにリトグリの曲も使われていたから「最高すぎる!」って連絡が来ました。

ーー全国ツアー『Let's Grooooove !!!!! Monster』の真っ最中で、しかも9月にシングル『明日へ』がリリースされたばかりのタイミングという話題が尽きない時期に、こういう大きな展開が続くという。この状況は、デビューしたての3年前には想像できない流れですよね。

芹奈:そうですよね。それは本当にありがたいと思います。

「一歩一歩着実に歩み続けた」(manaka)

ーー前回のインタビュー(参考:Little Glee Monsterが明かす、初の作詞曲で挑んだ“新境地”「シンプルこそ難しいと改めて思う」)では将来の話を聞いたので、今回はちょっと過去を振り返っていきたいと思います。リトグリは2014年10月29日にシングル『放課後ハイファイブ』でデビュー。この取材の前に当時のことをいろいろ調べていたら、ちょうどデビュー直後にTwitterを用いた「#リトグリの放課後ライブ」企画で都内の女子校で行ったサプライズライブを取材したことを思い出しまして。

全員:あーっ!

アサヒ:やりましたね。

芹奈:デビューしたばかりだし、普通だったら「誰やねん?」となってもおかしくないのに、よく喜んでくれたよね。

MAYU:本当に。優しすぎるやろ。

ーーそこから3年でアルバム2枚にシングル10枚をリリース、ツアーも回を重ねるごとに規模も会場もどんどん大きくなり、順調に活動してきました。皆さんには今、どれぐらいの達成感がありますか?

manaka:最初はduo MUSIC EXCHANGEから始まって、一歩一歩着実に歩み続けた先に武道館があって、そこから横浜アリーナや大阪城ホールにつながっていった。着実にステージが大きくなっていることはありがたいですし、お客さんの数も最初の全国ツアーと比べたら何倍にもなっていて、リトグリのことを知っている人がこんなにいるんや! って感じる部分では、やっぱり達成感はありますね。

ーーこの3年、長かったですか? それともあっという間?

芹奈:あっという間。早かったですね。

かれん:こないだ2周年とか言っていたのに、そこからもう1年経ったのかって感覚です。

芹奈:季節感が全然わからない(笑)。

manaka:季節の行事も、人に言われて気づくレベルなんです。

芹奈:四季をちゃんと体感できないまま、1年が終わりそう(笑)。

MAYU:実際、もう年末が近いもんな(笑)。

manaka:でも、忙しくないときの流れのほうがつらいと思うので、ずっとこの状況でい続けるためにも、しっかり実力をつけていかないとなって、日々思っています。

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