1stフルアルバム『ゼロ恋』インタビュー

whiteeeen、冬のラブソングに込めた等身大の表現「みんなで成長してきた集大成が詰まってる」

 昨年3月にGReeeeNの妹分としてデビューしたwhiteeeenが、12月14日に1stフルアルバム『ゼロ恋』をリリースする。whiteeeenのメンバー4人は10代の女の子で、それぞれがピュアで透明感のある歌声の持ち主だ。この『ゼロ恋』では、4人の個性がさらに際立ち、四者四様の歌声と、それが折り重なった時の豊かなハーモニーを味わうことができる。

 これまで映画『ストロボ・エッジ』『青空エール』といったティーンムービーの主題歌を担当し、動画アプリ『SNOW』や動画チャンネル『MixChannel』などを使って、姿を見せずともいろいろな方法で10代を中心としたファンとつながってきた。『ゼロ恋』収録曲の「メロディー」「♡の魔法」では、新たにメンバーも作詞を手がけ、彼女たちの等身大の気持ちが歌われている。whiteeenは今後さらにリスナーと“近い”存在となっていくだろう。

 今回のインタビューでは、「♡の魔法」の歌詞の制作過程やレコーディングの様子、さらにこれからの目標について、4人に和気藹々と語ってもらった。(編集部)

「最初の頃よりも、4人に一体感が出てきた」(hima)

——whiteeeenの皆さんはオーディションによって選ばれて、2015年にデビューを果たしたわけですが、オーディションに合格した時のことを覚えてますか?

meri:なんか信じられなくて頭がまっ白になりました。何も考えられないというか。

noa:4人で集まって顔を合わせた時にはちょっと緊張しました。

hima:目標っていうことを考えられないぐらい、その時は結構不安で。

kana:現実と夢の狭間がわからなかったです。合格って言われても実感が沸かなかった。でも楽しくなりそうだなと思ってました。

——具体的に実感が沸いたのはどのタイミングでした?

kana:『ストロボ・エッジ』っていう映画の主題歌を歌わせてもらったんですけど、その試写会で最後に自分達の曲が流れた時に、「あ! ほんまや」と思って。その時に実感しました。

——その主題歌をレコーディングしてる頃は、まだ実感が沸いてなかったんですか?

kana:はい。その時は一日体験みたいな気分でした(笑)。

——12月14日にリリースする1stフルアルバム『ゼロ恋』には、デビュー曲であるその主題歌も収録されていますが、このアルバムの制作が始まったのはいつ頃ですか?

kana:今年の10月から毎週みんなが東京に来て、週末はレコーディングをしてっていう感じでした。

——アルバムの方向性について、どんなふうに聞かれてましたか?

kana:アルバムが12月に出るので、前に出してた曲もクリスマスっぽい感じのバージョンにしていただいたり、クリスマス感が結構強めになるっていう感じでした。

——なるほど。すごく温かい感じがするアルバムに仕上がっているなあと思いました。収録曲の「♡の魔法」の歌詞はメンバーのみなさんで作詞に挑戦した曲だそうですね。

hima:そうなんです。そして最終的には、私が書いた歌詞を選んでいただきました。冬はイルミネーションが印象的じゃないですか。それを表すにはどうしたらいいんだろうなと最初は考えてたんですけど、「こういう恋がしたいな」っていう状況を妄想して、それを書いていきました。まずメロディをいただいて、それに言葉を当てはめていったんですけど、そのメロディが結構キラキラした感じだったので、その感じを入れられたらいいなと思って書きました。

——himaさんが書いた歌詞を読んだ時、3人はどう思いましたか?

noa・kana・meri:かわいい!

hima:ありがとうございます(笑)。

——メンバーが書いた歌詞となると思い入れも深かったんじゃないかと思いますが、実際に歌ってみてどうでしたか?

noa:頑張ろうと思いました。レコーディングの現場で「すごいかわいく歌って」って言われて。録り終わってから聴いたら、本当にそうなっていて、すごいなあと思いました。

kana:最後の方に、セリフっぽい歌詞があったので、そこはちょっと強調して。そのたびに、himaが書いた歌詞なんだな、かわいいなあと思いながら歌ってました。

meri:歌詞見た時にかわいくてキュンとして、歌いながらもキュンとして(笑)。

hima:私はすっごい恥ずかしかったです(笑)。でも、みんなが歌ってくれて一つの曲になるって、なんかすごい嬉しいけど恥ずかしかったですね。素敵な曲になったのでよかったです。

——レコーディングは全員揃ってやってるんですか?

noa:はい。基本的には4人で集合して、1人がレコーディングしているのを3人が他の部屋から見てます。

——他のメンバーを見ていて、成長したなあと思うところはありましたか?

kana:今日調子いいなあっていう時と、のど大丈夫かなあっていう時と。でも、いつもみんな楽しそうにしてましたね。

——最初の頃は他のメンバーのことを見てる余裕ありました?

kana:なかったです! 最初の頃はとにかく自分のことばかりで、「自分ちゃんとしないと!」っていう感じ、他のメンバーのことは見れてなかったですね。

——今は他のメンバーの様子を観察できるぐらい、余裕出てきたんですね。

meri:そうですね。毎回レコーディングのたびに、一人一人声が違うので、いいなあと思ってしまう。kanaの声は本当にかわいいんですよ。

kana:褒められた(笑)。

meri:noaは性格そのものがほんわかしてて、優しさに満ち溢れていて、それが声に出ているので聴いてて心地がよくて。himaは「ザ・女の子」みたいな。おしとやかな感じで、すごくいいです。

kana:meriは、meriにしか出せない歌声とかmeri節がありまして(笑)、なくてはならない存在です。

——himaさんはどうですか?

hima:毎回みんなうまくなってて、頑張って練習してるんだなっていうのがすごい伝わってきます。あと、最初の頃よりも一体感が出てきて、一つになってきた感じがします。

noa:私は、レコーディングしてる人が映ってるモニターがあって、そこに映ってる人を観察してるのが楽しいです(笑)。

kana:私、習得しました。3人の歌い方。

——習得?

kana:なんか、歌いながら手が動くんですよ。だんだん何かを積み重ねていくのがmeriさんです。

noa・meri・hima:アハハハハハ。

kana:noaは手を横に広げていくんです。そしてhimaは上がっていく(笑)。

——誰かkanaさんの歌い方を習得した人はいますか?(笑)

hima:kanaはテンションのアップダウンがすごい。

一同:(爆笑)

hima:すごい調子がいい時は「よっしゃー!」ってなってるのに、調子が悪い時は一点を見つめてる(笑)。

kana:(笑)。

——楽しそうだなあ(笑)。今回のレコーディングで苦労したところはありますか?

kana:レコーディングで一番難しかったなと思ったのが、「星の降る夜に」だったんですけど、音の高低差が幅広くて、私は声が高いので低い音が出なくて。低い声が出なくてブースでしゃがんで落ち込んでたら、誰にも見えてないと思ってたんですけど、どうやらモニターに映っていたみたいで、みんなに「kana大丈夫? 意識飛んでたで?」って言われて(笑)。でも頑張りました。

hima:今回は基本的にキーが高めで出しづらかったし、音程を取るのが難しかったです。「ゼロ恋」も高くて、ん?ってなりました。

whiteeeen「ゼロ恋」MV

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