『はじまりのうた』、『Little Glee Monster』、『Joyful Monster』リリースインタビュー

Little Glee Monsterが明かす“2つのはじまり”と2ndアルバムの挑戦「ワールドツアーへの一歩に」

「リスナーの生活に寄り添った歌を残すことが原動力に」(manaka)

ーー武道館が終わると、2月からは全国ツアーが始まります。こちらも今までよりも大きな規模での開催となりますが、タイミング的にはこのニューアルバムを携えて行われるものになるんでしょうか。

manaka:そのとおりです。このツアーでは東京国際フォーラムでもライブをするんですよ。自分たちがメジャーデビューしてからイベントで何度か立たせていただいたんですけど、立つたびに緊張する会場なんです。広いのにお客さんの顔もよく見えて、いつもイベントで出る前に「ここをワンマンやと思って頑張ろう」って言ってたんですよね。今まではイベントだから初めてのお客さんが多くて緊張していたところに、今度は自分たちのファンで埋め尽くされると思うとすごく楽しみで。

芹奈:あと、私とmanaka、MAYUにとっては地元である大阪のオリックス劇場で2日間もできることは、すごく大きくて嬉しいことです。

manaka:このツアーは4月まで続くんですよね。まだ2017年が始まってないのに、4月まで歌える予定があるってこともありがたいなあ。

ーー先までスケジュールが決まってるということは、それだけ周りの人が求めてくれてるってことですものね。

かれん:私たちのファンの中には受験生の子が多くて、「武道館は行けないけど春ツアーは行くね!」という言葉を結構いただくので、そうやって受験の糧にもなっているのかなと思うと嬉しいです。

ーーそこはニューアルバムを聴いて乗り切って、晴れて3月以降のツアーに参加してもらおうと。

manaka:そういう人生の大事なポイントで聴いてた曲の思い出って、自分の中で色濃く残るりますよね。リトグリもそういうふうにリスナーの生活に寄り添った歌を残せてるのかなと思うと、それが自分たちの原動力にもなるし、もっと頑張ってもっといいCDを作りたいと感じるので、そういう声はめちゃめちゃ嬉しいです。

ーーそうやって聴き手に寄り添った曲をどんどん残すことで、もっと生活に密着したグループになれるのかなと思います。実際リトグリは同世代のファンにとって、そういう存在に少しずつ近づいてますよね。それだけじゃなくて、その親御さんの世代にもアピールできる魅力がある。そこがリトグリ最大の特徴なんじゃないかと。若年層から大人まで巻き込むことができる若いグループって、本当に貴重だと思いますよ。

manaka:家族で楽しんでもらえるのは自分たちが目指しているところで。ライブもそうなんですけど、今度のアルバムにもカバー曲が入っていて、それも私たちのお父さんお母さん世代の方たちがリアルタイムで聴いてたものばかりなんです。たぶん私たちと同世代の子たちが知らない曲もあると思うんですけど、それを子供が聴くことで「この曲懐かしいな。こんな若い子らが歌ってるんだ」と親子共通の話題になるかもしれない。私たちもそういうところにカバー曲の魅力を感じてますし、そこからお父さんお母さんたちがリトグリのオリジナル曲にも興味を持ってくれたらもっと嬉しいですし、そういう親子で楽しんでもらえるグループでありたいと思ってます。

「初心を忘れずに今のリトグリの全力を出し切りたい」(アサヒ)

ーーでは最後に、改めて武道館公演と春ツアーへの意気込みを聞かせてください。

MAYU:前回のアルバムからちょうど1年後にまた新しいアルバムが出て、そこから2日後に武道館があって2017年が大きくスタートしていく。で、その1カ月後には春ツアー。2017年はすごくいいスタートが切れる1年になると思うので、そこで終わらずに常に前進していきたいです。

かれん:武道館には本当にたくさんの方が、いろんな場所から来てくれると思うんです。今回の「はじまりのうた」には武道館からまた新たにスタートしていこうという思いも詰まっているので、それをじっくり聴いてもらいつつ、本当にいろんな方に届くようなライブにしたいです。

麻珠:すごく大きな会場なので今考えるだけでもすごく緊張するんですけど(笑)、やっぱり失敗はできないし、今まで自分たちがここを目指して頑張ってきたという積み重ねを、武道館で発揮できるように頑張りたいなと思います。そして集まった人すべてに「やっぱりリトグリってすごいな」と思ってもらえるようなライブにしたいです。

アサヒ:2ndアルバムを1月6日に出して、しかも武道館からライブをスタートできるから、今までやってきた曲も新しい気持ちで、ここが始まりなんだと思いながら歌いたいです。初心を忘れずに今のリトグリの全力を出し切りたいですね。

芹奈:武道館に立てるのは周りのスタッフさんやガオラーの皆さんの支えがあったからこそ叶えることができた夢なので、そういう感謝の気持ちも伝えたいですし、武道館を起点として、さらに頑張っていきたいです。

manaka:今まで支えてくれたファンの方たちが「武道館がすごくちっちゃく見えた」と言ってもらえるようなライブにしたいと思っていて。そう感じてもらってから春ツアーをまたしっかり回って、全会場で「もっと大きい会場でやってほしいな」とファンの子たちが素直に思ってくれるようなライブにしたいです。

(取材・文=西廣智一)

■リリース情報
7thシングル『はじまりのうた』
発売:11月9日(水)
価格:¥1,200
6種6色ジャケット&個別ナンバリングパッケージ
<収録曲>
1,はじまりのうた
2,Magic Snow
3, Feel Me 〜Live at Zepp DiverCity 2016.03.27〜
4,はじまりのうた -instrumental-

※ジャケット色やナンバリングによってCD収録内容に違いなし。
※色やナンバリングの指定不可。

インディーズアルバム復刻盤『Little Glee Monster』
発売:11月9日(水)
価格:¥1,800
<収録曲>
【DISC1】
1.What Time Is It
2.能動的三分間
3.女々しくて
4.If I Ain't Got You
5.果てなく続くストーリー
6.あとひとつ
7.HARMONY
8.Precious/麻珠
9.Lady Marmalade/芹奈
10.ORION/MAYU
11.Imagine/manaka
12.人形の家/アサヒ
13.キスして抱きしめて/かれん

【DISC2】
M1.「AUDITION OF LOCK! 」パーソナリティー:とーやま校長 よしだ教頭
M2.Precious/麻珠
M3.Lady Marmalade/芹奈
M4.ORION/MAYU
M5.Imagine/manaka  
M6.人形の家/アサヒ
M7.キスして抱きしめて/かれん
※2014年3月発売当時の内容を一部編集して収録

2ndアルバム『Joyful Monster』
発売:2017年1月6日(金)
初回生産限定盤¥3,500
初回仕様限定通常盤¥3,240
期間生産限定盤(発売後6カ月の期間限定予定)¥1,980
完全生産限定グッズ付盤¥4,500

<収録予定曲>
◆ラウンドワンCMソング
「My Best Friend」(5thシングル)
「私らしく生きてみたい」(6thシングル)
「Hop step Jump!」
◆ソニー損保CMソング「Happy Gate」(5thシングル)
◆ディズニー映画ジャングルブックキャンペーンソング「君のようになりたい」(6thシングル)
◆めざましどようびテーマソング「春夏秋冬」ほか

■ライブ情報
『Little Glee Monster武道館ワンマンライブ』
2017年1月8日(日)日本武道館
開場16:00/開演17:00
チケット料金:一般指定席¥6,500
U-18指定席¥5,500(限定数席)リトグリCLUB限定 お一人様2枚まで

『リトグリライブツアー2017 春』
2月10日(金)神奈川県・秦野市文化会館
2月11日(土)神奈川県・秦野市文化会館 
2月12日(日)新潟県・新潟テルサ 
2月18日(土)福岡県・福岡市民会館 
2月19日(日)広島県・上野学園ホール
2月26日(日)群馬県・伊勢崎市文化会館
3月4日(土)滋賀県・野洲文化ホール
3月5日(日)愛媛県・松山市民会館
3月12日(日)栃木県・那須塩原市黒磯会館
3月18日(土)青森県・リンクモア平安閣市民ホール
3月20日(月・祝)宮城県・仙台市民会館
3月25日(土)岐阜県・土岐市文化プラザ
3月26日(日)愛知県・愛知芸術劇場
4月1日(土)大阪府・オリックス劇場
4月2日(日)大阪府・オリックス劇場
4月8日(土)静岡県・静岡市民文化会館
4月9日(日)東京国際フォーラム ホールA
「リトグリCLUB」最速先行10月11日(金)10:00スタート

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