TOKIO、V6、NEWS、関ジャニ∞……最年少が“愛されキャラ”のジャニーズグループの特徴は?

 1988年にSMAPが結成された時、メンバーの香取慎吾だけが一際幼く見えたファンは少なくないだろう。今では39歳になった香取だが、「最年少の愛らしい慎吾」というイメージはいまだにあるのではないだろうか。ジャニーズグループの中の最年少メンバーに注目すると、「愛されキャラ」と「しっかり者キャラ」に分けられる。今回は最年少メンバーをカテゴリー分けし、グループの特徴と合わせて考えてみたいと思う。まずは、「愛されキャラ」のメンバーに焦点を当てていく。

年齢差がある最年少メンバー

TOKIO 長瀬智也、V6 岡田准一、A.B.C-Z 橋本良亮

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(C)タナカケンイチ

 TOKIO長瀬は最年長の城島茂と8歳、V6岡田は最年長の坂本昌行と10歳、A.B.C-Z橋本は最年長の五関晃一と8歳の年齢差がある。しかし、この年齢差が愛される理由のひとつになっている。長瀬はメンバー全員と敬語でコミュニケーションを取り、岡田は屈託なく最年長の坂本に懐き、橋本は距離を縮めるためにあえて五関を「ごっち」とあだ名で呼ぶ。3人それぞれ関係性を考えての行動だが、それらが年長メンバーからは可愛く見えるのだろう。そして、この3グループは下積み時代が長いという共通点もある。さらには、長瀬・岡田・橋本が1番最後にグループに加入し、その後デビューを迎えているのだ。3人が加入したことで今のグループが出来上がったというメンバー全員の思いがあるからこそ、余計に最年少メンバーを可愛がっているのではないだろうか。

メンバーをも虜にする小悪魔的メンバー

関ジャニ∞ 大倉忠義、Hey! Say! JUMP 知念侑李、ジャニーズWEST 小瀧望

この3人に共通するのは、良い意味での「あざとさ」だ。例えば、関ジャニ∞大倉。レギュラー番組『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系)内のコーナー「なのにさんを探せ」の高円寺が舞台だった回では、コーナールールであるギャップのある人ではなく可愛い女の子を探し、ネット上で「欲望に正直なところがカワイイ」と話題になった。Hey! Say! JUMP知念は、雑誌やテレビで「自分をイケメンだと思っている」という旨の発言を度々しているが、その正直さが逆に魅力になっている。ジャニーズWEST小瀧も、飲み物をねだったり、メンバーの膝で寝たりと、メンバーへの甘え方が上手い。この3グループは、比較的大人数のグループ。そのため彼らは、自分のキャラクターを確立するために「あざとさ」を武器にしているのかもしれない。

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