KAT-TUN、4人編成からの“卒業”ーー青春に区切りをつけた、田口脱退前のテレビラスト出演
ヘリコプターに乗り込み、東京の空を旅する最終回。TBSの上に差し掛かると、局員からのメッセージとして「このバカタレが!」という横断幕が見えた。この言葉、KAT-TUNを愛するファンならきっと同じ気持ちだったはず。「心配かけやがって」と叱りたい気持ちと「しっかりやれよ」と激励が入り混じった親心だ。さらに、ファン400名からも「KAT-TUN充電だよね?」「放電するなよ!!」のパネルメッセージが。「絶対戻ってくるぞ」「放電しねぇよ」と奮起するメンバー。いつも番組内でメンバーに無茶振りをしていた天の声も「頑張れよ、お前たち」と何度も発破をかけ、門出を見送った。 エンディングの「KAT-TUNは、まだ旅の途中」というテロップにも、番組側から彼らへの愛情を感じた。
デビューから10年。KAT-TUNという青春時代にひとつの区切りがついた。卒業のあとには、新たな世界が広がっている。上空で、田口が「3人のライブが成功しますように」と祈ったように、ドームツアーがある。さらに5月以降は、ソロ活動の充実させ、再びKAT-TUNとして集結したときに、パワーアップした彼らに出会いたい。その日が1日も早く来ることを期待しよう。そして、新しい道に進む田口にも、この決断をしてよかったと思えるように、幸せになってほしい。そうじゃないとハイフンは許さないだろう、このバカタレが!