嵐 大野智、演技とパフォーマンスで新たな評価? “年男”の一年にどんな活躍を見せるか

 2016年、嵐のメンバーで一早く大きな活躍を見せてくれそうなのが、大野智だ。

 大野は、1月1日放送の『嵐にしやがれSP』(日本テレビ系)で初のラブコメディに挑戦することを突如発表し、年始から大きな注目を集めた。その後詳細が発表され、4月期放送のドラマ『世界一難しい恋』(日本テレビ系)で主演を務めることが明らかとなった。大野の連ドラ主演は『死神くん』(2014年・テレビ朝日系)以来2年ぶり。ドラマの公式サイトによると、大野演じる鮫島零治は、老舗旅館の後継ぎ、一流ホテルを経営する若手社長という設定で、スーツ姿でバリバリ仕事をこなすものの、恋愛初心者の34歳。傲慢な性格が仇となり、なかなか成就しない恋愛模様を描きだす作品となるとのこと。今回のドラマでは、大野の実年齢に近い役どころを演じるということもあり、ヒロイン役への告白シーンなどで見せる大野の新たな一面を今から楽しみにするファンも多い。

(C)タナカケンイチ

 また、2月24日発売の嵐の2016年第一弾シングル『復活LOVE』ジャケット写真と収録内容が先日公開され、大野がセンターポジションのデザインが採用されていることも明らかとなった。ジャケット全体のデザインは、都会の夜を思わせる背景をバックに、スーツに身を包んだ嵐のメンバーが並んでいて、どこかアーバンな雰囲気を醸し出している。竹内まりやが作詞、山下達郎が作曲・編曲を手がけた表題曲「復活LOVE」の楽曲イメージが反映されているものではあるが、『世界一難しい恋』で大野が演じるキャラクター設定ともリンクしたデザインでもあるのは、ただの偶然だろうか。

 大野といえば、2015年の東京開催が大成功を収めたアート個展『FREESTYLEⅡ』を2016年3月から大阪でも開催するなど、近年のソロ活動は芸術方面でのアプローチが増えていた。しかし、ここに来てドラマ主演、CDジャケットでのセンターと続き、大野の活躍が期待できる一年のスタートとなっているのである。現在「復活LOVE」の楽曲に関する全容は定かではないが、パフォーマンスにおいても大野が中心となることを期待したい。

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