Sexy Zone佐藤、JUMP山田、キスマイ玉森……演技に注目したい若手ジャニーズたち
ジャニーズタレントが人気・知名度を上げるには、歌唱力やダンスのスキルだけでなく、役者として演技力を磨くことも大切だろう。SMAPや嵐といった人気グループには、メンバーそれぞれに代表作と呼べるドラマ作品があることからも、それは伺える。
若手グループやジャニーズJr.においても、ドラマ作品や舞台などで、すでに役者としての才覚を発揮しているメンバーは少なくない。
そこで今回は、特に演技において輝く資質を持つ若手メンバーを、ジャニーズに詳しい芸能ライターのジャニ子氏に解説してもらった。
Hey! Say! JUMP・山田涼介、八乙女光
「Hey! Say! JUMPでは、TVドラマ『金田一少年の事件簿』の金田一一役に抜擢された山田涼介さんが、演技の面では抜きん出ているのではないでしょうか。金田一一役はこれまで、堂本剛さん(KinKi Kids)、松本潤さん(嵐)、亀梨和也さん(KAT-TUN)と、錚々たるメンバーが演じてきました。しかし山田さんは、単純にそういった先輩方の真似をするわけではなく、自分なりに消化して演じているのが伝わります。金田一一はちょっとスケベなところもあったりするキャラですが、彼はそういったコミカルな部分もチャーミングに演じています。また、同グループの八乙女光さんも、役者としての評価が高いメンバーです。『3年B組金八先生』では、薬物依存に陥る中学生という難しい役柄を演じきり、話題となりました」
A.B.C-Z・橋本良亮
「A.B.C-Zの橋本良亮さんはユニークな演技をするタイプで、個人的にも好感を抱いています。どちらかというと三枚目的な役柄が似合う感じで、本人が天然な性格をしているからか、何も考えていないようなチャラい男の役とかも自然に演じてしまう。最近だと『魔法☆男子チェリーズ』で、ある日突然魔法が使えるようになった童貞の高校生役という、かなり変わった役柄を演じていますね」
Sexy Zone・佐藤勝利
「Sexy Zoneでは中島健人さんと菊池風磨さんの演技に定評がありますが、成長の度合いでいうと佐藤勝利さんがすごいと思います。かつての佐藤さんは台詞が棒読みで、お世辞にも上手な演者とはいえない部分もあったかと思いますが、昨年、初主演となった『49』では、父親の魂が乗り移った高校一年生という難しい役柄を演じ、見事に才能を開花させました。その成長ぶりには目を見張るものがありますね」