Sexy Zone佐藤勝利はなぜ「永遠の0番」と呼ばれる? センターとしての実力を分析
6枚目のシングル「King & Queen & Joker」のPVショートバージョン映像が解禁となり、話題を呼んでいるSexy Zone。5月3日からは全国ツアー『Spring Tour Sexy Second』のクライマックスでもある横浜アリーナ公演が開幕し、勢いに乗っている。
これまでグループ内でもJr.歴の長い中島健人と菊池風磨が、メンバーを引っ張ってきた印象の強いSexy Zone。しかし、その2人を追い越す勢いで実力をつけてきたのが、センターの佐藤勝利だ。
佐藤は、ふだん所属タレントを褒めることがほとんどないというジャニー氏から「Youは特別かっこいい」、「永遠の0番(ステージ上の立ち位置を表した番号。センターから0、1、2…と端になるほど数が大きくなる)」と言われたという伝説を持つ。
そんな彼が昨年頃から急激に進化を遂げているのだ。大きな転機としてあげられるのが主演ドラマ『49』だろう。野島伸司脚本で、父親と精神が入れ替わる高校生役という難しい役どころを任された。それは女装してホストクラブで働くという、通常の青春ドラマとは異なる、一捻りある内容だった。
そこで、見事に父親と等身大の高校生の顔を演じ分けた佐藤。これまで演技やコメントにまだまだ照れを感じていた部分があったが、みごとにその殻を破った。
また、共演したジャニーズJr.たちと女装姿で歌った「私のオキテ」は大きな話題を呼び、 「チキンバスケッツ(女装した彼らのグループ名)で歌ってるところをもう一度見たい!」とドラマが終了した後も、テレビ番組へのリクエストが後をたたなかったという。女装姿の復活はならなかったが、『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)にていつも通りアイドルの衣装で披露すると、ドラマでは見られなかったキレキレのダンスをプラスして会場を魅了した。