新作「Kiss Me Once」インタビュー+MVから学ぶ美魔女学
美魔女カイリー・ミノーグの飽くなき挑戦「制作環境のすべてを変えることにした」
『Kiss Me Once』前に復習しておきたい美魔女の華麗なるミュージック・ビデオ傑作選
1、「Come Into My World」(2002年)
ハウス・ミュージックをベースにカイリーらしいポップなアレンジが施された02年のヒット・シングル。曲の良さをさておいても、巨匠ミシェル・ゴンドリーが手がけた、カイリーをはじめとする登場人物が増殖し、絶妙に絡み合う秀逸すぎるミュージック・ビデオが話題となった。
2、「Can't Get You Out Of My Head」(2001年)
素っ裸に白装束を身にまとい激しく踊り狂うも、乳と尻が見えそうで見えない視聴者殺しの美魔女映像美の真骨頂。プロデュースは『Come Into My World』同様、ロブ・デイヴィスとキャシー・デニス。キャシーは『Just Another Dream』(89年)などのヒットで知られるイギリス出身の元シンガー。
3、「Slow」(2003年)
カイリー・ミノーグ以外の登場人物は全員水着で、まさかこのまま何かが始まってしまうんじゃないかと思わせがちなまま、カイリー自身は身にまとった布きれを脱ぎそうで脱がないという美魔女クオリティ。派手な展開はなく、至ってシンプルな楽曲だが、妙な中毒性の高さで愛されている。
4、「Wow」(2008年)
ドコモダケも真っ青のマッシュルームカットに、どぎついメイクで延々とポールダンサーになりきるカイリー。ディスコサウンドを軸にした今作には、複数のダフト・パンクライクなバックダンサーを従えているが、この数年後にダフト・パンクがグラミー賞を受賞することを暗示したかのような、美魔女の先見の明。
5、「Sexercize」(2014年)
レオタードを身にまとい、バランスボールの上でピストン運動に励むカイリー。カイリー自身が臀部を突き上げ、官能的なエビぞりに興じるなか、サブリミナルのようにダンサーの乳房が紛れ込む。ゆるやかなエロティシズム・ダブステップで進行するものの、ミュージック・ビデオ冒頭からしっかり「ペアレンタル・アドバイザリー」を入れ込むあたりが美魔女のやさしさ。
(文=編集部)
■リリース情報
『Kiss Me Once(スペシャル・エディション)』(Warner Music)
発売:3月19日
価格:3,124円(+税)
Amazon:http://amzn.to/1ca2xB8
Tower Record:http://bit.ly/1couzTW
HMV:http://bit.ly/1mDzPJH
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/album/kiss-me-once-special-edition/id805619236
『Kiss Me Once(通常盤)』(Warner Music)
発売:3月19日
価格:2,457円(+税)
Amazon:http://amzn.to/NyhZv7
Tower Record:http://bit.ly/1dBJhHH
HMV:http://bit.ly/1exHVNz
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/album/kiss-me-once/id829642754