マキシマム ザ ホルモンが第6回CDショップ大賞受賞! 授賞式にサプライズ出演果たす

CDショップ大賞の授賞式に、サプライズ出演したマキシマム ザ ホルモンのメンバー。

 3月6日、ZEPP TOKYOにて、第6回CDショップ大賞の授賞式が行われ、今年の入賞作である11作品の中から、大賞などが発表された。

 ノミネートされていたのは、KANA-BOON 『DOPPEL』『僕がCDを出したら』、クリープハイプ 『吹き零れる程のI、哀、愛』、ゲスの極み乙女。 『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』、サカナクション 『sakanaction』、パスピエ 『演出家出演』、Perfume 『LEVEL 3』、星野源 『Stranger』、マキシマム ザ ホルモン 『予襲復讐』、miwa 『Delight』、ONE OK ROCK 『人生×僕=』の全11作品。CDショップ大賞の歴史上初となる、2作品ノミネートのKANA-BOONに注目が集まっていた中、大賞を受賞したのはマキシマム ザ ホルモン 『予襲復讐』だった。

 大賞のマキシマム ザ ホルモンは、授賞式にサプライズ登壇。ライブではお馴染みの、笑いたっぷりのMCで司会者や取材陣をイジり倒した。レンタル無し、ダウンロード販売無しの、CD販売という形態のみでのリリースだった同作。CDショップ店員からは、「CDショップでしか買えない作品を選ぶしか無いでしょ!」などといったコメントが寄せられており、販売形態も含めて大賞にふさわしい作品として評価されたことが伺える。

 また、各地方のショップ毎に選出される地方賞には、関東ブロックのChrisma.com 『アイアイシンドローム』、関西ブロックのTHE ORAL CIGARETTES 『オレンジの抜け殻、私が生きたアイの証』などが選ばれたほか、部門賞/ニューブラッド賞として、キュウソネコカミ『ウィーアーインディーズバンド!!』と、KANA-BOONの『僕がCDを出したら』『DOPPEL』の2作品が選出された。KANA-BOONは最優秀新人賞と合わせ、CDショップ大賞史上初の4冠を獲得した。

 CDショップ大賞はかつてタワーレコード新宿店に勤務、現在は下北沢にあるmona recordsで店長を務める行達也氏らが中心となって2009年よりスタートした音楽賞。業界内では「次に来るミュージシャン」を先取りして知ることのできる音楽賞として地位を確立し、存在感を示しているため、今回の2アーティストのさらなるブレイクが予想される。
(文=編集部)

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