SCANDAL、Silent Siren、LoVendoЯ…アイドル並の華やかさを持つガールズバンドまとめ
SCANDALの新曲「Runners high」(1月23日リリース)のMVが、1月22日より公開された。同曲は戦国アクションゲーム『戦国BASARA4』のエンディングテーマとなっており、同ゲームのオープニングテーマを担当するT.M.Revolutionとのスプリットシングル『Count ZERO | Runners high ~戦国BASARA4 EP~』としてリリースされることが決定している。
作詞を担当したボーカルのHARUNAは、この楽曲について「目標が目の前にある時や、いろいろな夢を持っている時に、不安になることってよくあると思います。だけど、そういうときに立ち止まっていても何も始まらない。走り続けることに意味があるし、その目標に達してしまったときも走り続けていれば、次の目標が見つかる。そんなポジティブな願いを込めて詞を書きました」とコメントを寄せている。大阪結成のバンドであるSCANDALにとって、夢の舞台であった大阪城ホールでのワンマンライブを行う直前に制作された曲のため、当時の心境が色濃く反映されているのだろう。前向きでありつつ色香も漂う、SCANDALらしい一曲と言えそうだ。
SCANDALのように華やかなガールズバンドはほかにもある。アイドルブームの最盛期で「バンドは売れない」というネガティブな意見も少なくない昨今、あえて自ら楽器を演奏し、アイドルに負けない人気を得ているガールズバンドをいくつか紹介したい。
Silent Siren
メンバー全員が「CUTiE」や「mina」、「Ray」などの女性向けファッション雑誌で読者モデルをしているという異色のガールズバンド。ファッショナブルなルックスはバンド文化とは無縁に見えるが、実は音楽経験者や音楽好きの読者モデルが集まっており、音楽的背景もしっかりしている(本人達もバンドとして勝負して行きたいと各方面で語っている)。鍵盤の入ったカラフルなサウンドと、ダンサブルな四つ打ちビートが特徴的で、ティーンのロックカルチャーとも親和性の高い一組だ。
たんこぶちん
メンバーが全員18歳のいわゆるJKバンド。キャリアは浅そうに思えるが、実は小学生6年生の時に結成され、今年で6年目を迎えるバンドだ。今回紹介する中では一番若々しく、しかも全員が黒髪でナチュラルメイクという「清純派」なルックスも大きな魅力。また、作詞には高橋久美子(ex.チャットモンチー)や中山加奈子(プリンセスプリンセス)が参加しており、正統派ガールズロックの系譜を受け継ぐべき次世代バンドとしても期待を寄せられる5人組だ。