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大人気シリーズ第二弾『魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!』 幅広い世代の心を掴む仕掛けとは

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 4月1日から、テレビ東京系列で女児向け特撮テレビドラマシリーズ『魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!』が放送開始された。同作は2017年4月から2018年3月まで放送され、女の子たちの間で大ブームとなった『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!』に続く「ガールズ×ヒロイン!」シリーズの第2弾だ。「きらめく魔法でピュアライズ!」を合言葉に、“魔法使いが魔法とダンスの力で悪を倒し、人々の夢、そして世界の平和を守るライブ型NEW特撮ヒロインストーリー”(公式サイトより)で、VFXを駆使した特撮ドラマ。前作に引き続き、総監督は三池崇史が担当している。

magical²「愛について♡」

 このシリーズが人気となった理由を“大人の視点”から考えると、何と言っても最近ではなかった“特撮ヒロインもの”というジャンルを復興し成功させたこと。『仮面ライダー』、『ウルトラマン』、『スーパー戦隊』シリーズはいつの時代もあれど、特撮ヒロインと言えば、主に90年代前半の日曜の朝9時に放送されていた、『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!』や『美少女仮面ポワトリン』(ともにフジテレビ系)といった東映不思議コメディーシリーズの後半を占める美少女シリーズ以来記憶にない。このシリーズは、1993年の戦隊ヒーローものを取り入れた『有言実行三姉妹シュシュトリアン』で終焉を迎えるのだが、その理由の一つが、当時放送されていた、同じ東映系のアニメ『美少女戦士セーラームーン』の人気が高く、競合する玩具の売上げが不振に見舞われたことだと言われている。以降、『おジャ魔女どれみ』や『プリキュア』シリーズ(ともにテレビ朝日系)などの魔法少女アニメが主流となり、近年はそこに『アイカツ!』や『プリパラ』などのアイドル要素を取り入れたアニメが追随していく。

 シリーズ前作の『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!』は、アイドルを目指す女の子が、憧れのアイドルとユニットを組み、「音楽の国」を救うために魔王と戦っていくというもの。多くの女の子が好きそうなアニメのキュートな要素を取り入れ、ドラマの中だけでなく実際にもライブを行うなど、ドラマとリンクしながら現実世界でもアイドル戦士たちが成長していく。そんな成長過程を見せていくと同時に、本格的な歌とダンスを取り入れることで、子供たちがYouTubeで動画をリピートしては真似る時代となった今、二次元にいるアニメキャラとは異なり、実際に会うことができる憧れの存在として女の子たちの心を掴んだのだろう。

【アニメ1話】魔法×戦士 マジマジョピュア―ズ!『魔法戦士マジマジョピュア―ズ!誕生』

 『魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!』も、初回ではドラマの構成や敵などのフォーマットは基本的に前作と一緒で、さすがシリーズものといった趣き。物語は大人も楽しめる内容だ。敵である邪魔邪魔団のボス・邪魔男爵を演じる遠藤憲一が、青髭を濃くしたメイクで、黒のマントに白のタンクトップという“変なおじさん”スタイルでコミカルな動きををするなど、トボケたギャグの連発はむしろ大人の方が楽しめるかもしれない。制作はタカラトミーと、『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』や、2004年の『ゼブラーマン』から2017年の『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』まで三池監督作品を手掛ける制作会社・OLMが担当し、キャラクタースーパーバイザーに『寄生獣』や、『シン・ゴジラ』を手掛けた前田勇弥といった、まさに映画規模の本気の布陣。今回も魔法少女アニメの世界を実写で実現させよう、という意気込みを感じる。

      

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