テリー伊藤、55年間憧れ続けた名車・いすゞ 117クーペにうっとり「こんな繊細な車はもう作れない」
演出家でタレントのテリー伊藤が2025年12月18日、公式YouTubeチャンネル「お笑いバックドロップ」に、55年間憧れ続けた「いすゞ 117クーペ」を紹介する動画を公開した。
「【いすゞ 117クーペ】55年間テリーが憧れ続けた名車」と題した動画でテリーは、チャンネルのレギュラーメンバーであるタレントの井倉光一とともに千葉県千葉市の中古車販売店「バクヤスオート」を訪問。55年ほど前から購入を熱望していた車として、店舗の展示スペースに置かれた「いすゞ 117クーペ」を紹介した。
「いすゞ 117クーペ」は1968年に発売されたラグジュアリークーペ。20世紀最高のカーデザイナーと名高いイタリアの巨匠ジョルジェット・ジウジアーロが手掛けた洗練されたデザインにより、いすゞ 自動車の最高傑作と評される昭和の名車だ。
その美しい外観にテリーは「綺麗な車だなぁ。今見るとさらに輝きが増してますよね」とウットリ。「(今の時代では)こんな繊細な車はもう作れない」と絶賛した。車内に入れば、シートやハンドル、インパネルなど各種インテリアの状態は良好で「美術館に飾っておきたいですよね」と惚れ惚れと見つめた。
これまで数十台の車を購入してきた芸能人きってのカーマニアとして知られるテリーだが、「いすゞ 117クーペ」はこれまで所有したことがなく「買いそびれた」という。手が届かなかったこの車を学生時代に憧れていたミッション系の高校に通う女子高生に重ね合わせ、「学生の頃『あそこの(学校の)子と付き合いたいなぁ』と思っていたんですけど、そのまま60年が経ったみたいなもので、常に憧れだったんですよね」と話した。なお同車は、価格的にも若き日のテリーにとってはまさに高嶺の花だったらしく「今の大学生がランボルギーニを買うようなもの」と喩えていた。
気になる「バクヤスオート」での価格は398万円。さすがに即決できない金額だったのか、テリーは「黙っちゃうねぇ」と沈黙しつつも、「私は欲しいです」と意欲を見せていた。
最近ではマイカーの格納場所として神奈川県横須賀市に巨大なガレージを借り「元気なうちに車を103台買う」という目標のもと、以前にも増して精力的に車を買っているテリー。果たして約400万円の「いすゞ 117クーペ」を購入するに至るのか、引き続き注目していきたい。
本動画に対し、コメント欄には「今見ても格好良い」「これはいい」「前期型の117 素晴らしいです」など、「いすゞ 117クーペ」への称賛の声が相次いでいた。























