>  > 『やれたかも委員会』佐藤×白石対談

『やれたかも委員会』インタビュー

佐藤二朗×白石麻衣が語る、“くだらないこと”に没頭する幸せ ドラマ『やれたかも委員会』対談

関連タグ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 MBS・TBSの深夜ドラマ『やれたかも委員会』は、異性との結局「やれなかった」忘れがたきエピソードにとらわれた相談者が、あらゆる角度からそれをジャッジする“やれたかも委員会”の3名に独白し、「やれた」のか「やれたとは言えない」のかの判定を仰ぐ、1話完結型のストーリーだ。

 今回リアルサウンド映画部では、“やれたかも委員会”主宰者としてセンターに鎮座する能島譲役を演じる佐藤二朗と、唯一の女性メンバーである月綾子役を務める白石麻衣にインタビュー。オアシス役の山田孝之を含めた3人での撮影中に感じていた本音から、本作の魅力についてまで話を聞いた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

佐藤「孝之が『俺や二朗さんはいいけど……』って」

ーーやれたかも委員会での議論では、三者三様の意見が投げかけられますが、2人が演じた能島譲と月綾子は、委員会のメンバーの中でそれぞれどんなポジションなんでしょう?

佐藤二朗(以下、佐藤):オアシスと月綾子は弁が立つけれど、能島は自身の恋愛の経験値がないが故に、一生懸命2人の意見を聞いて、相談者にとって公正な判定をしようと考えている人です。僕が能島を演じることで、ちょっと笑えるような芝居をすることを期待されるのは分かるのですが、今回は封印して、相談者に一生懸命に寄り添おうとしている誠実な能島を意識しました。

白石麻衣(以下、白石):月綾子は、相談者の言葉を唯一の女性目線で発言できる人です。男性の夢を壊す勢いで正論を言ってビシバシ叩き斬っていくのですが、能島さんとオアシスさんとは別目線で物事を言うのが魅力だなと感じました。

ーー佐藤さんは、普段の面白部分は封印したとのことですが、白石さんはどう意識して演じましたか?

白石:原作を読んでキャラクターをイメージしていましたが、監督から「セリフに感情を乗せず淡々と発するのが綾子らしい」と言っていただいたので、そこは意識しました。

佐藤:「ラテをここで飲め」とかね。メガネすごい似合ってたよ。

白石:うれしいです。セリフの言い方もそうですが、メガネを上げるタイミングなど、所作についてもアドバイスをいただきました。

ーー山田孝之さんを含め、常に一緒だった3人の現場はどんな様子でしたか?

佐藤:委員会でのシーンは、全8話を5日間で撮ったんです。なかなか過酷なスケジュールで、寝る時間を確保するのも難しい、それでも俺と孝之は毎日酒を飲んでいました。撮影で孝之に会うと、「なんで睡眠時間を削ってまで俺たちは呑んじゃうかねぇ」と笑い合いながら「どう? 飲んだ?」(佐藤)、「僕、2杯飲みました」(山田)、「俺、3杯飲んだよ」(佐藤)というやりとりを毎日繰り返していました(笑)。

ーー過酷でありながらも楽しそうですね(笑)。佐藤さんから見た白石さんの印象は?

佐藤:3人とも撮影中はほとんど相談者と向き合っているので横並びだし、あまり話す時間がなかったけど、白石さんに関してはやっぱり「アイドルってすげぇな!」と思いました。俺と孝之は、この空き時間に寝ればいいのにというときに2人で騒いだり、おまけに毎晩部屋で飲んでいたりしたんです。役者ってだいたい精神年齢が低くてアホみたいなもんなんですよ。けど、白石さんは、ここで寝るというときはちゃんと寝ているんです。白石さんが一番しっかりしていましたね。

ーー白石さんは佐藤さんと山田さんにどんな印象を持っていましたか?

白石:私は、お2人が出演してるドラマをよく観ていたので、一緒にお仕事ができるのが本当に嬉しくて、とても緊張していました。乃木坂46のメンバーも佐藤さんと山田さんが好きなので、「いいな~」と言っていましたね。撮影では、佐藤さんも山田さんも空き時間に椅子でくるくる回って遊んでいたり、ホワイトボードに文字を書いたりしていらして、おちゃめな部分がたくさん見れました。そうした雰囲気のおかげで、緊張していた気持ちもなくなって、リラックスして撮影に臨めました。

佐藤:緊張してたの?

白石:してました! いや~緊張しますね。

佐藤:全然見えない。孝之が「俺や二朗さんはいいけど……」ってずっと心配してたことがありまして。白石さんはまだそんなにドラマへの出演も多くないと思うんだけど、白石さんの経歴に『やれたかも委員会』という名前が残ることを孝之は最後まで心配してた(笑)。

白石:いやいやいや、そんなことないです。大丈夫です(笑)。

ーードラマの中では2人とも、委員会メンバーとしてひたすら相談者の話を聞く役柄ですが、普段は聞く側ですか? 話す側ですか?

佐藤:若いときは話す方だったと思いますね。でも、40歳くらいから人の話を聞くのがすごく楽しいと思えるようになりました。芝居に関しても、相手の芝居を受けるのがすごく楽しい。人の話を聞いて、そこに刺激を受けたほうが面白いと考え始めるようになったのかもしれないですね。

白石:私はどちらかというと聞く方ですね。乃木坂46では後輩も増えているので、今だと3期生の話を聞いたり、同期の話も聞いたり。自分からはあまり相談はしないタイプなので、みんなの話を聞いて「そうだよね」と受けるタイプです。

佐藤:現場の3人の中でもそうだったけど、やっぱり精神年齢が高い感じがしますよね。物腰が柔らかくて落ち着いているから。

白石:全然ですよ(笑)。低いです。

佐藤:そんなことないよ、「ヤー! ヤー!」とかならないでしょ。

白石:なりますなります(笑)。

佐藤:うっそー?

白石:言いますよ(笑)。

ーーキャピキャピしたりするんですか?

白石:しますします。

佐藤:「マジで~」とか言ったりしないでしょ? そういうワード出ないでしょ?

白石:「マジで~」はあんまり言わないですね。

佐藤:言わないね、ちょっとごめん。例えが悪かった。

白石:(笑)。でも、テンションは結構上がります。

      

「佐藤二朗×白石麻衣が語る、“くだらないこと”に没頭する幸せ ドラマ『やれたかも委員会』対談」のページです。の最新ニュースで映画をもっと楽しく!「リアルサウンド 映画部」は、映画・ドラマ情報とレビューの総合サイトです。

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版