>  >  > the Vampsのポップな“世代感覚”に注目

Mrs. GREEN APPLEとも共振するSNS世代の感覚 世界的ポップバンド The Vampsの活動を追う

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 ここ数年、下火だったUKの若手バンドシーンがTHE 1975やCigarettes Affter Sexなどのブレイクを含め、どんどん再燃しつつある、という事実はUKロックファンの間ではおなじみかもしれないが、そんなシーンの上がり下がりに関与しないブレイクスルーを経て、ソーシャル世代ならでは活動形態を取っているのが、7月13日にアルバム『Night & Day(Day Edition)』をリリースしたThe Vampsだ。

 彼らはそれぞれ英国内の異なる地域出身で、YouTubeにアップした宅録デモを介して仲間となった4人組。UKの音楽ファンからすれば、どちらかというとOne Direction的なポップス、アイドル的なカテゴリーに入れられることの多い彼らだが、その人気と実力は折り紙付き。McFlyやテイラー・スウィフトのツアーでオープニングアクトに抜擢されたかと思えば、アルバムでは全英1位をあっさり獲得。ライブもあっという間にアリーナクラスまで駆け上がり、現在はトップアーティストの仲間入りを果たしている。

 彼らの活動には特徴があり、まず注目したいのは“バンド”という形態にとらわれない活動や音楽へ次々と手を伸ばしていること。今の世代ならではというべき、YouTubeへのカバー動画アップから活動をスタートさせ、テイラー・スウィフト「22」のカバーがバズを起こし、アイドル的な人気を獲得し、ポップパンクな音楽性の1stアルバム『Meet The Vamps』を作ったかと思えば、2作目『Wake Up』ではアメリカ人ラッパーをフィーチャーした曲を収録。カバー動画でジャスティン・ビーバー「What Do You Mean?」をカバーし、トロピカルハウスを自身の血肉にしてみせると、2016年のシングル曲「All Night」では世界的プロデューサーのMatomaとタッグを組み、Spotifyで3億4千万回超の再生を記録。翌年にも同じくMatomaとのコラボで「Staying Up」をリリース。その流れを汲むように2017年7月リリースの『Night & Day(Night Edition)』では、トロピカルハウスにフューチャーベース、トークボックスを使ったフューチャーファンクと玄人を唸らせる進化を見せてくれた。

The Vamps – Just My Type

 そして、彼らは自身の活動だけではなく、同世代・若手のフックアップにも熱心だ。本国でも2ndアルバムリリース前に自身のレーベルを立ち上げ、新人アーティストのデビューをサポート。ツアーのサポートアクトに抜擢したかと思えば、自ら曲作りに参加することも。New Hope ClubやThe Tideなどがその好例だ。

      

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