m-flo LISA、不遇の時代を振り返る 「上手くいかなかった理由はきっと彼らに会うためだった」

 今田耕司がスペシャルコメンテーターを担当し、羽鳥慎一がMCを務めるバラエティ『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)。2月26日放送回では、完熟フレッシュ、m-flo LISA、イ・ヨンファに密着し、「男に媚びない女性は本当に幸せなのか?」の模様をオンエアした。

m-flo『the tripod e.p.2』

 m-floは、1999年にメジャーデビューしたVERBAL、★Taku、LISAの3人からなる音楽ユニット。活動期間はわずか2年間だったが、CD売り上げは累計300万枚以上を記録している。代表曲「come again」は、動画再生回数1,700万回を突破。LISAが一時脱退するも、2017年末には15年ぶりに復活を遂げた。

 そんなm-floでボーカルを務めるLISAは、「Feel」が口癖だという。MVの撮影でも、「音は、Feelしたいので下さい」「Feelした!?」「どんどん、どんどん、Feelし始めた」などと「Feel」を連発。なぜ、「Feel」という言葉を使うのかについてLISAは、「すごくFeel(感じる)していたいんです」と語る。「痛い、喜び、こういうことを激しく感じる人でいたい。中間でも中間に、Fullに感じたい」とFullに“Feel”したいと説明した。続けて「Feelすることは大事だよ。人間だもん」と自身の哲学を明かす。

 LISAは、m-floの歌詞とメロディも担当しているほか、倖田來未らに楽曲提供も行なっている。そのため、8年前に新築で購入したという自宅には、1階にレコードスタジオがある作業部屋も。また、2階のリビングでは愛犬プリンセスを飼っている。愛犬が唯一の癒しというLISAは、自宅でプリンセスのご飯を手作りすることが楽しみなんだとか。愛犬のご飯作り以外には自炊を一切しておらず、LISA自身もプリンセスのご飯と同じものをキッチンで食べているという。一人での食事についてLISAは、「自分で自分の食べてる音が聞こえるわけよ。寂しい時あるよ」と胸の内を明かすも、「しょうがないよ。ちゃんと音楽をやりたいから、そっちにベクトルが目一杯にいってるから、このくらいの寂しさは我慢しなきゃダメなんだよ」と自身の考えを口にした。

 m-floでデビューするまでも、多くの苦悩と挫折があったLISA。日本人の父親とコロンビア人の母親から生まれたLISAは、本名が成田 エリザベス サクラ。30年以上前の日本では、まだハーフが珍しい時代だっため、いじめられていたという。周囲からのいじめで、学校を休みがちになっていた過去を告白した。潰した唐辛子が目一杯入っているバケツに、頭を何度も突っ込まれ、その後母親の所に戻った時に、母親が泣いていたというエピソードを語りながら涙を流すLISA。

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