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3rdアルバム『生まれてから初めて見た夢』

乃木坂46 堀未央奈、“2期生の躍進”を語る「頼りない人間だけど、私なりにみんなを支えたい」

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 乃木坂46が3rdアルバム『生まれてから初めて見た夢』を5月24日にリリースした。同作はさらに勢力を拡大するグループをさらに次のステージへと引き上げる一枚で、3期生の参加後、46名体制では初のアルバムだ。リアルサウンドでは、選抜メンバーやアンダーメンバーのフロントなど、ここ1年で目覚ましい活躍を遂げている2期生を代表し、堀未央奈へインタビューを行なった。

 今回は舞台『あさひなぐ』や女性ファッション誌『ar』のレギュラーモデルといった個人活動の充実や、ミリオンを達成したグループの現状、3期生への思いなどを語るロングインタビューとなった。訊き手はグループの取材を数多く手掛ける西廣智一氏。(編集部)
※インタビューの最後には、チェキプレゼント企画(3ページ目最後)&フォトギャラリー(4ページ目)あり

「あまり表には出さないけど、『悔しい!』って感情は常に持ってる」

ーー舞台『あさひなぐ』、残すは名古屋公演となりました(※取材時は大阪公演終了後)。

堀未央奈(以下、堀):やっとですね。27公演、ほぼ1カ月間で、しかも各地で間に休演日が入らないので、本当に大変でした。

ーー堀さんが演じた一堂寧々役、気迫がすごかったですね。

堀:自分とは正反対の性格だったので、演じるのが難しかったです(笑)。

ーーもともと舞台の経験ってほとんどありませんでしたよね。『16人のプリンシパル』を除けば、2015年の『じょしらく』くらいですし。そもそも、舞台や演技に興味はあったんですか?

堀:私はあんまり大きい声が出せないのと、感情を体全体で表すことが苦手だったので、舞台自体に苦手意識があったんです。舞台ってやっぱり全身で表現しないといけないので、そこは難しいなと思っていたんですけど、三谷幸喜さんの『不信〜彼女が嘘をつく理由』っていう舞台を観る機会があって。舞台の上からでも細かい表情がちゃんと伝わったし、あんまり大げさにやらなくても役になりきっていれば観ている人には伝わるんだなと気づいたんです。それで、私も頑張ろうという気持ちになれました。

ーーましてや今回は演技に加え、なぎなたも覚えなければいけないし。なぎなたは練習風景も見学させてもらいましたが、大変そうでしたよね。

堀:なぎなたのおかげで、筋肉ムキムキになっちゃって(笑)。だから、最近タンクトップとか着られないですもん。アメリカ映画に出てきそうな、マッチョの人みたいで(笑)。それが最近一番の悩みです。

ーーダンスとはまた違った筋肉を使うわけですよね。

堀:全然違いますね。しかも、なぎなたの防具自体10kgもあるので、赤ちゃんを抱えながら2mのなぎなたを振り回しているような感じなので。最初はフラフラしながらやってたんですけど、最近はもう気合いで乗り切ってます。

ーーこの舞台を通して、演技に対する意識に変化はありましたか?

堀:いろいろ変わったと思います。演出の板垣(恭一)さんがお芝居についてすごく丁寧に教えてくださる方で、これからの活動にも活かしていけるようなことをたくさん教えてもらえたので、いろいろ勉強にもなりました。あと、公演数が多いので、自分の中で毎回少しずつ変えてみたりもして。映像と比べて舞台は生モノで自由な部分も多いから、自分の思うままにできるし、ダメだったら反省して次に活かす。特に今回はそういう部分を含めてちょっと部活みたいな感じもあって、そんなやり方でお芝居と毎日向き合えるのは嬉しいなと思います。

ーー実は稽古が始まってすぐ、板垣さんに取材する機会があって。乃木坂46メンバーそれぞれについて感想を聞いたんですが、堀さんに関しては「すごく負けず嫌いで、目力が強い。静かだけど熱い闘志を持っている人」と言っていましたよ。

堀:えーっ、嬉しい(笑)。

ーー自分のことを負けず嫌いだと思いますか?

堀:だと思います。完璧主義なんでしょうね。あまり表には出さないんですけど、いろんなことに対して「悔しい! これじゃダメだ!」っていう感情は常に持ってます。

「いろんな経験をして、人として強くなっていかなくちゃ」

ーー最近では女性ファッション誌『ar』のレギュラーモデルにも決まり、どんどんソロ活動も増えています。1年前と比べたら、環境もかなり変わったんじゃないでしょうか?

堀:1年前かぁ……1年前って私、何してましたっけ?

ーーちょうど『裸足でSummer』(2016年7月発売の15thシングル)リリース前で、選抜復帰が発表された頃ですね。

堀:なるほど。そうですね、やっと選抜に戻って。でも、当時はまだ3列目の端だったので、ここからもっと頑張らなきゃなと思っていた時期。ポジションによって悩みの内容も変わるんだなと、実感した時期でした。どこにいても悩みはあるし、と同時にやりがいもある。でも、やっぱり自分はまだまだだなって思いますね。

ーー今、自分に一番何が足りていないなと思いますか?

堀:もっといろんな経験をして、人として強くなっていかなくちゃいけないというか。いろんな世界の人と、例えば舞台やドラマだったら共演者の人とか外の人ともっと話して、自分が今まで持っていた考え方や生き方にちょっとずつ他の人の意見も取り入れながら、大人になるじゃないですけど……そういうことが大事なんじゃないかなと思うんです。

ーーなるほど。ではソロ仕事が増えたことで、何が一番変わりましたか?

堀:求められることがすごく多くなったことで期待に応えるぶん、より一層責任感も持たなくちゃいけなくなったこと。ラジオだったり撮影だったり、一つひとつのお仕事に対して毎回慣れちゃいけないと思っています。もちろん慣れることも大事だけど、新鮮な気持ちで取り組んでいかないと、相手にも「またこの子とお仕事したいな」と思ってもらえなくなってしまう。常にこちらからも話題や新鮮味を提供していって、やる気もあるしもっといろんな事がしたいでというのを伝えていかなくちゃいけないと思うので、受け身でいるよりは攻めていくじゃないですけど、自分からいろんなところに、ちょっとずつ入っていくようにはしています。

「グループとしても個人としてもまだ未完成な部分が多い」

ーー堀さんはこの5月で、乃木坂46に加入して丸4年ですね。

堀:そうですね。4年前の5月5日に、プリンシパルでお披露目されてからあっという間。年も取るわけです(笑)。

ーーつくづく思いますけど、堀さんのこの4年って2期生の中でも激動だなと。だって、4年前の秋に「バレッタ」(2013年11月発売の7thシングル)でいきなりセンターに抜擢されて、そこから選抜のいろんなポジションも、アンダーも、そして選抜復帰も経験しているわけですから。

堀:特殊な立場ですよね。

ーーその堀さんだからこそ見える、この4年間の乃木坂46の変化というのもあると思うんです。特にここ1年は、その変化が加速しています。

堀:卒業も続きましたし。確かにいろんな人から「テレビで観たよ」とか「CD、1位だったね」とか言ってもらえて、そこでちょっとだけ「勢いあるんだな」と実感したけど、中にいるとグループとしても個人としてもまだ未完成な部分が多いなと感じていて。だからこそ、ここでみんながクールダウンしまったらダメなんじゃないかなって、特に最近思うんです。

ーーなるほど。今のは人に言われて勢いがあると感じた話でしたが、では自分から「乃木坂46、売れたな」と思う瞬間ってありますか?

堀:例えば白石(麻衣)さんの写真集(※今年2月発売の2ndソロ写真集『パスポート』)が売れていてすごい記録を作ったというのを最近ニュースで観て、いち視聴者として「お〜、白石さんってやっぱすごい人なんだね」みたいな(笑)。同じグループで常に一緒にいるから、あんまりそんなふうには感じなかったけど、客観的に見たらやっぱりすごい人なんだというのを、よく北野(日奈子)と話してます。

ーーそういえば先日、白石さんや桜井(玲香)さんに同じような質問をしたときも「売れたっていう実感が全然ない」と言っていて。乃木坂46の皆さんって、いまだにそういうリアクションが多いんですよね。

堀:もしかしたらそういうことって、周りの環境も大きく影響するのかもしれないですね。それよりも名前に負けないようにというか、「どうせ乃木坂46だから」とか「どうせアイドルだから」とか言われないように、お芝居だったらひとりの女優として他の女優さんに負けないぐらい精一杯やらなきゃというプライドもあります。

ーーでも、世の中から求められているという感覚は、少なからずあるんじゃないですか? 例えば握手会に来る人が増えていたり、いろんなCMに出演する機会も増えていますし。

堀:そうですね。確かに以前は私の友達から「乃木坂46好きだよ」っていう話をあまり聞かなかったんですけど、舞台の共演者さんから「今日、私の友達の堀ちゃん推しの子が来るよ」とか「俺の同級生だった子が堀ちゃん推しで観に来るよ」とか聞くと、「私のこと知ってるんだ!」って驚くことも多いし。知っていて、しかも好きでいてくれるっていうのは、少なからずテレビとかを観てくれているわけだから、そこでの実感はありますね。

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