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「宗像明将の現場批評〜Particular Sight Seeing」第36回 『SHE IS SUMMER JOIN ROOM SHARE #3』

SHE IS SUMMERが“なりたい自分”を見つけた夜 『JOIN ROOM SHARE #3』を観た

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 2017年4月19日、渋谷TSUTAYA O-nestでSHE IS SUMMERの主催イベント『SHE IS SUMMER JOIN ROOM SHARE #3』が開催された。SHE IS SUMMERとは、MICO(ex.ふぇのたす)のソロプロジェクト。このイベントでは毎回ゲストを招いているが、今回のゲストはNegiccoで、チケットは開催を待たずにソールドアウトとなった。

 この日は、Negiccoの出番前のBGMはMICOが選曲し、SHE IS SUMMERの出番前のBGMはNegiccoのMeguが選曲するという趣向。そしてNegiccoの1曲目は、小西康陽が作詞作曲した「アイドルばかり聴かないで」だった。

 続く「虹」は、Negiccoの代表曲「圧倒的なスタイル」の流れを汲む洗練されたソウル・ナンバー。MCでは、同じO-nestでふぇのたす時代のMICOと共演した際、彼女に好きだと言われたので「アイドルばかり聴かないで」を1曲目にしたことも明かされた。そして、Meguが「今夜はキュートでアーバンな夜を過ごしてください!」と言うと、まさにアーバンな「土曜の夜は」へ。そこからラテン歌謡の「矛盾、はじめました。」、さらに「Good Night ねぎスープ」とミディアム・ナンバーを続けた。

 MCでは、「フリースタイルダンジョンを見ないなんてわかってない」という話題が出たかと思うと、次の瞬間には観客のフランス人に「メルシー」と話しかけるという一幕も。

 終盤戦は「愛、かましたいの」からスタート。Meguは「キュート」という言葉を使っていたが、「愛、かましたいの」は、まさにNegiccoのキュートさが詰めこまれた楽曲だ。「さよならMusic」ではファンの声もより熱気を帯び、「恋のシャナナナ」「ねぇバーディア」と一気にたたみかけた。

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 SHE IS SUMMERは、ギター、ベース、ドラム、キーボードを従えてMICOが歌う編成。1曲目の「君のせい」からSHE IS SUMMERらしいポップなメロディーを聴かせた。キーボードの音色が響く瞬間もあるが、全体としてはバンド・サウンドそのものだ。「あなたに電話しない夜」は、シャッフルするビートが心地いい。6月7日にリリースされるセカンドEP『Swimming in the Love E.P.』からも楽曲が披露され、「あれからの話だけど」ではエレキ・ギターが前に出たサウンドを聴かせた。

 プログラミングのビートから始まった「うしろめたいいい気持ち」は、今夜もっともエモーショナルな楽曲でもあった。「ナイトブルー」はミディアム・ナンバー。一転して「LAST DANCE」では、踊れるビートに乗せて疾走感のあるボーカルを聴かせた。

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 「彼女になったの」は、バンドの熱い演奏に乗せながら、SHE IS SUMMERの楽曲の中でももっともせつないメロディーを聴かせる佳曲だった。そして、ディスコの要素もある「出会ってから付き合うまでのあの感じ」で本編を終えた。

 アンコールでは、7月1日に渋谷WWWで初めてのワンマンライブを開催することが発表された。そして、Negiccoをゲストに迎えた「とびきりのおしゃれして別れ話を」で『SHE IS SUMMER JOIN ROOM SHARE #3』は幕を閉じた。

      

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