嵐 櫻井翔、35歳を迎えさらなる充実期へ 誕生日にTwitterに溢れた言葉の意味は?

 嵐の櫻井翔が1月25日、35歳の誕生日を迎えた。当日のTwitterにはファンたちからの櫻井への祝いの言葉や愛の言葉が溢れ、その投稿には「#櫻井翔誕生祭」のハッシュタグが添えられているものが目立った。そんな中、「#翔くんママいつも産んでくれてありがとう 」のハッシュタグもかなりの盛り上がりを見せていた。日本語としてはかなり違和感のあるこの言葉。これは嵐のメンバーの誕生日に恒例で使用される、いわばファンたちの合言葉である。

 ことのはじまりは、2013年11月28日放送の『VS嵐』(フジテレビ系)オープニングトークでのできごと。放送日の2日前に誕生日を迎えた大野についてトークを展開する中で、母へのメッセージを求められた大野が突然「お母さんいつも産んでくれてありがとう!」と発言したのだ。放送を見ていた人々が、この「いつも」に一斉にツッコミを入れるという事態が発生。その勢いは、Twitterのトレンドにも入るほど。大野はこの表現を気に入ったのか、その後もメンバーの誕生日に度々この発言をするようになり、ファンの間に定着していった。

 昨年2016年1月21日の放送でも、大野は「お母さんいつも産んでくれてありがとう」で櫻井の誕生日を祝っていた。今年の放送にも注目が集まっていたが、今回はお休みだったよう。昨年の放送で櫻井が「見てる人の何割かは飽きてると思う」とコメントしていたため、そういった配慮もあったのかもしれない。しかし、この恒例行事を待ちわびていたファンたちが次々とTwitterで先のハッシュタグを拡散していたのだった。

 そんな多くのファンからの祝福に包まれた櫻井の今年の誕生日。嵐のメンバーでもっともマルチな活動を見せる櫻井の34歳は、まさに充実そのものだったのではないだろうか。個人の活動としては、日本テレビ系リオ五輪番組のメインキャスターとしてブラジルで現地の模様を中継、『THE MUSIC DAY 夏のはじまり。』『ベストアーティスト2016』(ともに日本テレビ系)といった長時間に渡る音楽特番では総合司会を務め上げ、1月放送の新春大型ドラマ『君に捧げるエンブレム』(フジテレビ系)にて2年ぶりの主演で車椅子バスケに挑戦。また、グループとしてもシングル・アルバムリリース、アリーナ・ドームツアーを行うなど精力的な活動を続けていた。

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