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HKT48、アルバム未リリースのまま“コンサート重視”へ向かう理由とは?

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 HKT48が4月13日に7thシングル『74億分の1の君へ』をリリースし、15日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演する。

 先日発表されたオリコンシングルチャート(4月18日付)にて、これまで首位を守っていた「女性グループのデビューシングル初週売上枚数」の記録を欅坂46に抜かれてしまったHKT48。チームTIIの発足や、研究生メンバーの昇格など、ポジティブなニュースも多いなか、グループを巡る状況はどのように変化しているのだろうか。『「アイドル」の読み方: 混乱する「語り」を問う』の著者であるライターの香月孝史氏は、同グループの現状について次のように分析する。

「HKT48はここ4作ほど、フロントメンバーとして兒玉遥、宮脇咲良を起用しつづけています。今回の『74億分の1の君へ』でも兒玉がセンターを務め、一方の宮脇もAKB48名義のシングルでセンターを経験するなど、HKT48内だけでなく48グループ全体の中で中心メンバーとしての経験値を積んでいます。また、研究生メンバーの昇格やそれにともなうチームTⅡ発足も発表されました。指原莉乃が統率する若いグループではありますが、その中でエース格を担うメンバーも確立されつつあり、グループの形を一段階上へと整える時期にきているように思います」

 そんななか、HKT48は様々な規模や種類のライブに重きを置く傾向があると同氏は続ける。

「2014年から2015年にかけてはグループ初の全国ツアーに加え、台北・香港や横浜アリーナでの公演が行なわれました。また、2015年の『HKT48 指原莉乃座長公演』では、会場となる明治座や博多座の性格に沿うように、芝居とライブの二部構成の公演を打ち、48グループのライブに新たな方向性を示しています。この2016年初頭は『HKT48 春のライブツアー~サシコ・ド・ソレイユ 2016~』で全国のアリーナを巡り、さらに今夏のホールツアー開催も発表されました。そして合間の期間にあたる現在は、各姉妹グループの専用劇場への出張公演も順次開催されています。このようにして見ると、規模、性格ともさまざまなタイプのライブを行ない、それがグループの勢いにつながっています」

 このようにコンサートが多くなったのは、専用劇場閉鎖という不安要素も影響しているという。

「HKT48は、福岡市のホークスタウン内にある専用劇場『HKT48劇場』を拠点としてきましたが、施設の再開発に伴い、先日3月31日をもって同劇場は閉館となりました。今後は天神に場所を移し、『西鉄ホール(ソラリアステージ6階)』を使用することになっていますが、同会場はHKT48の専用劇場ではなく一般の劇場としてHKT48以外のイベント等にも使用します。そのため、各グループの専用劇場での出張公演は、西鉄ホールを使えない期間の代替的なライブという意味づけもあるのですが、一連のライブの充実もあり、専用劇場が失われることが、グループの勢いを削ぐことにはつながっていないように思います」

      

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