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KAT-TUNが『タメ旅』で切り拓いた新境地とは? 番組がもたらした4人の成長を分析

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KAT-TUNの世界一タメになる旅!
ジャニーズ
太田省一
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 5度の特番放送を経て、2015年4月にレギュラー放送がスタートしたKAT-TUNの冠番組『KAT-TUNの世界一タメになる旅!』(TBS系)。同番組がグループにとって、新たなファン層獲得に貢献していると話題だ。

 同グループは2006年、CDデビュー前に東京ドーム公演を達成。当時はジャニーズのなかでも一風変わったヤンチャなイメージが世間に浸透していたが、赤西仁、田中聖の相次ぐ脱退を乗り越え、今や中丸雄一は『シューイチ』、亀梨和也は『Going!Sports&News』(ともに日本テレビ系)と、4人中2人が報道番組に携わるグループに。そんな中、レギュラー放送がスタートした『KAT-TUNの世界一タメになる旅!』(以下、『タメ旅』)では、メンバー全員が体当たりロケをしたり、一般人との無茶な絡みを強要されるなど、芸人ばりに体を張って笑いを取る一面を見せている。

 ジャニーズとしても新機軸といえる同番組について、『中居正広という生き方』『紅白歌合戦と日本人』の著者で、リアルサウンドで『ジャニーズとテレビ史』を連載に持つ社会学者の太田省一氏はこう解説する。

「80年代くらいまで、ジャニーズにとってのバラエティ番組は、スタジオなど屋内収録のものが主で、コントなどをするにしても “歌とダンスのおまけ”程度のものでした、しかし、90年代に始まった『学校へ行こう!』や『ザ!鉄腕!DASH!!』以降、外ロケ主体の番組も多くなるにつれ、そのジャンルは多様になってきたように思えます。そのなかでも『タメ旅』は、“タレントがスタッフから積極的にイジられる”という最近バラエティで目立ってきた手法を効果的に用いており、対象が一般的にはまだ不良イメージの残るKAT-TUNだということも相まって、インパクトの大きい仕上がりになっていますね」

 また、同番組においてキーマンとなっているのは、ボクシングを特技とし、金髪ショートのルックスでいまだ不良感が残っているように見える上田竜也だという。

「この番組が盛り上がっている要素の一つに、上田のあまり知られていない一面を積極的に引き出しているという点があります。上田が4人のなかでも際立って純粋な性格であることは、ファンの間ではお馴染みだったものの、一般視聴者にとってはその見た目や雰囲気もあって、一番ミステリアスに見えるメンバーです。そんな彼が積極的にスタッフからイジられ、特技のボクシングすら『上田くん、シャドーやってよ』とフリに使われたり、無茶なリクエストにも全力で答えている様子を見て、彼の虜になった人は多いのではないでしょうか」

     
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