年収24億円のスティーヴ・アオキ、華麗なDJライフを語る「一晩でおにぎり工場を作れるくらい稼ぐ」

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 去る10月中旬、幕張メッセで開催されたファットボーイ・スリムの来日公演『Eat Sleep Rave Repeat Tour』において、スペシャルゲストとして登場したスティーヴ・アオキ。経済誌『フォーブス』が発表した〈DJ長者番付 2014〉では、約24億円の稼ぎっぷりで5位にランクインを果たし、向かうところ敵なし状態のパーティ野郎をインタビューできる、ということで、来日公演を終えたばかりのアオキをキャッチ。

 取材当日、急性ヘルニアによって身動きすることすらままならない状態だったものの、「面白い質問をしてくれたら痛みがやわらぐ」というユーモアもかましてくれた彼に、10月にリリースされたメジャー・デビュー・アルバム『Neon Future I』をメインに、誰もが羨む私生活についても話を聞いた。

「日本のオーディエンスは『音楽を楽しみたい!』という姿勢が、どの国よりも謙虚」

――ファットボーイ・スリムとの来日公演はいかがでしたか?

スティーヴ・アオキ(以下、アオキ):これまでの来日公演で一番の出来だったね。新作に収録された楽曲をプレイすれば一緒に歌ってくれたり、集まってくれたオーディエンスの反応も最高だったよ。日本のオーディエンスは「音楽を楽しみたい!」という姿勢が、どの国よりも謙虚で、まあ、酔っ払って我を忘れている人もいるかもしれないけど(笑)、そういったガラの悪さはまったく目立たないんだ。

――そんな合唱が起きた楽曲が網羅された新作『Neon Future I』ですが、改めてコンセプトを教えてください。

アオキ:ちょっと横になって話していいかい……? 腰が痛すぎて質問に集中できないんだ(苦笑)。えーっと、コンセプトだね。新作では〈未来に描く理想郷〉をテーマにしている。テクノロジーの進化で、実現不可能だったことが、どんどん現実のものとなっていく、そういった人間が描く理想を曲に込めたアルバムだよ。

Steve Aoki feat. will.i.am「Born To Get Wild」

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