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- 2014.08.01

Sexy Zoneの新体制が発表された。今後は、佐藤勝利、中島健人、菊池風磨の3人が中心となり、マリウス葉、松島聡を含め、その他のメンバーは流動的になるとのことだ。かねてからマリウスと松島に対する扱いの悪さに気を揉んでいたファンは、この新体制に少なからぬ戸惑いを見せているようだ。体制変更の狙いは明確に示されてはいないが、「AKB方式」とも称されるメンバー流動化には、グループの活動に縛られず個々の活動を売り出そうとする戦略が見えなくもない。あるいは、メンバーを流動的にすることで、Sexy Zoneファンへの新規参入を促しているのかもしれない。ネットを中心に、さまざまな憶測が飛び交っている。
筆者の主張をはじめに言っておく。Sexy Zoneのメンバー流動化は、絶対的に間違っている。マーケティングについてはわからないし、さほど関心もない。「マリウスくんと松島くんがかわいそう!」というファンの声についても、共感しないことはないが、別段重要視もしない。もしかしたら、ジャニー喜多川が言うように、マリウスや松島が「Sexy Zoneの上をいっちゃうかも」ということだってあるかもしれない。しかし、だとしても、この選択は間違っている。なぜなら、この方針は、ジャニーズにおける歴史的達成を致命的に手放すものだからだ。ジャニーズは、自身の手によって自身を裏切っている。
ジャニー喜多川が、日本版ブロードウェイ・ミュージカルを目指していることはよく知られている。このとき具体的に参照したのは宝塚だと言われている。実際、知名度の低いジュニアをバックに配置させるステージングは、明確に宝塚の階段ステージを参考にしている。現在、テレビタレントとしてのジャニーズ勢の存在感は目を見張るべきものがあるが、そもそもジャニーズの本領は舞台にあるのだ。
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