『怒られたい』で話題の吉木りさ 天性のグラドルが持つ音楽活動の可能性とは?

 数分間、ただただ美女に怒られたい…。そんな願望を叶えた深夜番組『吉木りさに怒られたい』(テレビ東京系)が話題だ。吉木りさは、現在テレビを中心に活躍する人気タレント。グラビアアイドルとしてブレイクした彼女だが、歌手としてヒャダインこと前山田健一のプロデュース曲をリリースしたり、そもそも演歌歌手としてもデビューしていたりと、実は歌唱力が非常に高い。

小学4年生から民謡を習い、中学の時には地域で優勝

 元々吉木は、母親が演歌や民謡が好きだった影響で、小学4年生から民謡を習い、中学の時には地域の大会で優勝したこともあるほど、幼いころから歌の実力があったという。「美空ひばりさんは神」と話すほど演歌愛が強い彼女は、2008年12月に、坂本冬美の「夜桜お七」のカバーで歌手デビューを果たした。確かな声量と歌唱テクニックで、そのクオリティーはアイドルが片手間に歌ったというレベルを遥かに超えたものだった。

 2009年8月からは、フジテレビのバラエティ番組『キャンパスナイトフジ』に「キャンパスナイターズ」としてレギュラー出演。そのキャンパスナイターズのメンバーとして、『エロくないのにエロく聴こえる歌 ~しこたまがんばれ!~』をリリースした。「まんごすちん ちんすこう 負けないで! うなぎ パイパイパイ」などといた下ネタ満載の歌詞を軽快なリズムに乗せたこの曲はオリコン週間チャートでも16位を記録。また、アイドルファンから支持され、有志によりその年の人気アイドル楽曲を決める投票企画「第9回ハロプロ楽曲大賞2010 アイドル楽曲部門」にて3位を獲得した。

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