7!!が潜在的に持つリズムセンスとは? 楽曲とアレンジ、各プレイヤーの演奏から分析

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 沖縄出身&在住のバンド「7!!(セブンウップス)」が、5月21日に8枚目のシングルとなる『メロディ・メーカー』をリリースする。7!!は2004年、高校2年の時にKEITA(Ba)、MICHIRU(Gu)、NANAE(Vo)、MAIKO(Dr)によって結成。2011年に映画『高校デビュー(溝端淳平、大野いと主演)』主題歌「フォーリン・ラブ」でメジャーデビューして以来、独自のポップセンスを持った楽曲を世に送ってきた。

7!! - 「フォーリン・ラブ」(Seven Oops - Fall In Love)short ver.

 2012年12月公開の映画『今日、恋をはじめます(武井咲、松坂桃李主演)』のテーマソングに起用された「弱虫さん」は10代を中心に話題となり、7!!のMVがYoutube170万回再生を突破。女子高生が選ぶ次に流行るアーティストランキング『kurucore RANKING(クルコレランキング)』で1位を獲得した。2013年3月には1stアルバム『ドキドキ』をリリースし、TBS『CDTV』(2013/8月放送)内アンケート『高校生限定!大人たちに教えたい私の注目アーティスト』にもランクインを果たしている。

 等身大の10代の気持ちを歌った歌詞の魅力が語られることの多い7!!だが、メロディーやアレンジ、ボーカルにおいてはどのような特徴があるのだろうか。これまでリアルサウンドでも数多くの楽曲分析を行ってきたトレモロイドのシンセサイザー・小林郁太氏に、7!!の楽曲を分析してもらった。まずは前述の「フォーリン・ラブ」「弱虫さん」、そして2013年8月リリースの「ReReハロ~終われそうにない夏~」について話を聴いた。

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