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アイドルラップユニットのプロデュース戦略を解剖(後編)

"可愛いラップ"を突き詰めたい ライムベリーが進む道

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岡島紳士
桑島由一
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左から、MIRI、HIKARU、HIME、YUKA

前編:ライムベリーのプロデューサーが明かす「彼女たちが『YO』と言わない理由」

――ではニューシングル「SUPERMCZTOKYO」についての話を。ファンキー・ビューロー「クラップ・ユア・ハンド」を全面的にサンプリングした曲ですよね。

E TICKET PRODUCTION(以下、Eチケ):偶然ネットで観てカッコイイなって思って、曲のバックグラウンドとか何も知らないまま、すぐサンプリングして曲にしました。音源化するにあたって差し替えましたけど、ライブでは「ス○ーウォーズ」の某ロボットの声とか、コールド○ットの曲のボコーダーの声とか、いろいろな音が入ってました。聴き取れたかどうかはわかりませんが。

――歌詞的にはどうですか?

Eチケ:何でも揃ってるデパートの話についての曲ですね。「歩道とシャドウでクラッシュする皿が」っていうのはDJ SHADOWとDJ KRUSHのこと。「集団感染者末期症状」は「末期症状 Feat. MUMMY-D & ZEEBRA」から。「キックの売り場は909階 ベースは303階」は、ローランドのTB-303っていうシンセサイザーと、TR-909っていうドラムマシンのこと。「秘密の扉」の向こうは...別に何も考えてません。

――とにかく全ての曲に小ネタが多いですよね。

Eチケ:初めて日本語ラップを聴いた時に、イベント名とか、クルー名とか、文脈を知らないと理解できない歌詞が多かったんですね。でもいっぱい聴いて行くとだんだん意味が分かるようになるのが面白くていいなって思って、そういうイメージです。

――ちなみに好きなラッパーは?

Eチケ:声に特徴のある人が好きで、TWIGYさん、Rinoさん、HAB I SCREAMさんが好きです。環ROYさんとか鎮座ドープネスさんとかSALUさん、チプルソさん、R指定さんS.L.A.C.K.さんも好きです。もちろんECDさんも! 他にもたくさん!!

――8/14に発売されたDECKSTREAM氏のアルバム『DECKSTREAM.JP』には「Blight Light feat.ライムベリー」が収録されています。

Eチケ:エピックさんからオファーを頂きました。DECKSTREAMさんのトラックがキレイめなハウスだったんで、キレイめな歌詞を書きました。自分の作る曲に比べて圧倒的にハイファイでクリアな曲ですよね。きれいなライムベリー

――アルバムには他に、Rino Latina II やMummy-D (RHYMESTER)など、超豪華なアーティストが参加しています。

Eチケ:最初は本気で断った方がいいと思ったんです。昔から聴いているそんな大御所の人たちと肩を並べてやるのはおこがましいし、到底そんなレベルに達していないと思って。だから最初の打ち合わせでも「大丈夫ですか?」って何度も聞いて。そしたら「大丈夫です」と言われたので、「大丈夫って言いましたよね? じゃあ、お願いします」と(笑)。今でも怖さはありますね......。でもやって良かったとは思っています!

     
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