少人数にちょうどいい!COSORIのミニノンフライヤーで揚げ物に挑戦 バッファローウィングで思わず乾杯

「揚げ物を自宅でしない」派にオススメ家電

 揚げ物を食べたいけれど、調理後の油の処理や、キッチンに飛び散った油の掃除まで考えると、「やっぱりやめておこう」と諦めがち。結局「揚げ物はスーパーに限る」と、いつも既製品で満足しようとする人も多いのではないだろうか。実は筆者も1年前までは「揚げ物料理を自宅でしない」派の一味だった。

 そんな筆者の考えを変えたのが、食材を熱風で加熱するノンフライヤーだ。油をほとんど使わずに揚げ物に近い料理を作れるだけでなく、焼き料理や温め直しなどにも活用できる。まだ完璧に使いこなせているわけではないが、唐揚げやフライドポテトなど、簡単なものを作って日々練習に励んでいる。

 ノンフライヤーを日常的に使うようになると、今度は「もっと気軽に使えるサイズがあればいいのに」と思うこともある。大容量のモデルは便利な一方、1〜2人分の料理ではバスケットを持て余したり、本体の置き場所に困ったりすることもあるからだ。

 そこで試したのが、『COSORI LITE 2L ミニノンフライヤー』。容量は2Lで、1〜2人分の少量調理に適したコンパクトなモデル。普段使っているノンフライヤーと比べても小ぶりなだけに、「実際の料理ではどれくらい使いやすいのか」が気になった。

 今回は、鶏手羽元を使ったバッファローウィングや野菜のローストを実際に作ってみた。少量調理ならではの使いやすさはあるのか、料理はどのように仕上がるのか。日常的にノンフライヤーを使っている筆者の目線から、その使い勝手を確かめていきたい。

1〜2人分にちょうどいい、コンパクトな2Lサイズ

『COSORI LITE 2L』外観

 『COSORI LITE 2L』は、名前の通り容量2Lの小型ノンフライヤー。大人数分の料理を一度に作るというより、1〜2人分の少量調理に向いたサイズになっている。「ノンフライ」「ロースト」「ベイク」「温め直し」の4つの調理モードを搭載しており、揚げ物だけでなく、焼き魚や野菜のロースト、パンや惣菜の温め直しなど、さまざまな料理に対応できる。

 調理には360°の熱風循環を利用する。食材の周囲から熱風を当てることで、油を大量に使わなくても表面をカリッと仕上げられるのが特徴だ。

バスケットを引き出している様子

 また、調理中にバスケットを引き出すと自動的に一時停止し、戻すと調理を再開する「中断記憶機能」も搭載している。途中で焼き加減を確認したり、食材を裏返したりするときにも便利だ。

 操作はタッチスクリーン式。コンパクトなのでキッチンに置いても大きく場所を取らず、使わないときには棚などに収納しやすい。

 さらに、バスケットは焦げ付き防止加工が施されており、食洗機にも対応。ノンフライヤーは調理後の後片付けが気になるところだが、洗いやすさにも配慮されている。

 なお、3〜5人分を一度に調理したい場合は、より大容量の『COSORI PRO LE 4.7L』が適している。今回の『COSORI LITE 2L』は、あくまで少量調理を手軽に行いたい人向けのモデルと考えたほうがよいだろう。

実際にバッファローウィングとロースト野菜を作ってみた

鶏手羽元をバスケットの中に

 せっかくノンフライヤーを試すなら、まずは揚げ物系の料理を作ってみたい。そこで今回は、鶏手羽元を使ったバッファローウィングに挑戦した。

 使用したのは手羽元250g。まず塩とガーリックパウダーで下味をつけ、バスケットに並べる。あとは200℃・15分に設定して、ノンフライモードで加熱する。ここまで来たら、あとは基本的に待つだけだ。

タッチスクリーンで操作

 フライパンで焼く場合は、火加減を見ながら食材を動かす必要があるが、『COSORI LITE 2L』なら調理中に別の作業を進められる。今回は手羽元を焼いている間に、仕上げに使うバッファローウィングソースを用意した。

 ソースはケチャップ、タバスコ、バター、にんにく、酢を使用。バターと調味料を耐熱容器に入れて電子レンジで加熱し、バターが溶けたら混ぜるだけだ。手羽元が焼き上がったらソースを絡めて完成。

焼き揚がった手羽先

 焼き上がった手羽元を見ると、表面にはしっかり焼き色がついている。油で揚げたわけではないものの、見た目はかなり食欲をそそる。

 250g程度なら2Lのバスケットにも余裕があり、手羽元同士がぎゅうぎゅうになることもなかった。ただ、これ以上たくさん作ろうとすると、さすがに窮屈になりそうだ。1〜2人分ならちょうどいいが、家族分の揚げ物を一度に作るような用途には向いていない。このあたりは、2Lというコンパクトさとのトレードオフだろう。

野菜のロースト

 続いて、バッファローウィングの付け合わせとして野菜のローストも試してみた。ジャガイモ、枝豆、トマトを用意し、ローストモードで205℃・10分に設定する。

 ジャガイモや枝豆のように火が通りにくい食材は、あらかじめ電子レンジで加熱しておく。こうした下処理をしておけば、あとはほかの食材と一緒にバスケットへ入れて加熱できる。今回は香りづけにローズマリーも加えてみたところ、加熱中からいい香りが広がった。

 食材を入れてスイッチを押したあとは、基本的にほったらかし。コンロでフライパンを使うよりも調理中の手間が少ない。冷凍食品にも対応しているので、「あと一品ほしい」というときに冷凍ポテトや惣菜を温める用途にも使いやすそうだ。

出来上がった料理を盛り付け並べた様子

 出来上がったロースト野菜をバッファローウィングの皿に盛り付け、パンとチーズを添えれば完成。思った以上に、それらしい一食になった。

 まずはバッファローウィングを食べてみると、外側はカリッとしていて、中はジューシー。そこにケチャップの甘みとタバスコの辛さ、バターのコクが加わり、しっかり満足感のある一品に仕上がった。

 もちろん、油で揚げたものとまったく同じ食感というわけではない。特に衣をつけた唐揚げなどでは、油で揚げたとき特有のザクッとした感じとは少し違う。ただ、今回のバッファローウィングのような料理なら、その違いはあまり気にならなかった。

 何より、油を大量に用意する必要がなく、調理中も付きっきりになる必要がない。揚げ終わった後に大量の油を処理する手間もないことを考えれば、個人的には「これで十分」と思える仕上がりだ。

野菜のローストが出来上がった様子

 野菜も、下処理こそ必要だったものの、加熱中に手をかける必要はほとんどなかった。ジャガイモはホクホク、トマトはほどよく火が入り、ローズマリーの香りもいいアクセントになっている。バッファローウィングとの相性もよく、気がつけば冷蔵庫から冷えたビールを取り出して一杯グイッとやってしまった。

 こうして実際に一食分を作ってみると、2Lというサイズの意味もなんとなく分かってきた。たくさん作るには物足りないが、1〜2人分なら「ちょっと使ってみよう」と思える。大きなノンフライヤーを毎回出してくるほどでもない料理を、気軽に作れるのがこのサイズの良さなのだと思う。

「ちょっと作りたい」にちょうどいい2Lサイズ

ビールを携えて料理

 『COSORI LITE 2L』で調理をしてみて、2Lという容量が思いのほか使い勝手が良いことに気がついた。大容量のノンフライヤーなら一度にたくさんの料理を作れる一方、少量の料理を作るには本体が大きく、置き場所に困ったり、収納場所から取り出すのが面倒に感じられることがある。

 その点『COSORI LITE 2L』はコンパクトなので、「今日は鶏肉だけ焼きたい」「冷凍食品やスーパーで買ったお惣菜を温めたい」といった場面でも気軽に取り出して使える。また、調理中にバスケットを引き出すと自動的に停止し、戻せば再開できるため、焼き加減の確認が気軽にできる。調理を完全に任せきりにするというより、必要なときだけ様子を確認できるのも使いやすいところだ。

 そして、調理後のバスケットを食洗機で洗えるのも嬉しいポイントだ。料理そのものが簡単でも、後片付けが大変だと使うのが億劫になってしまう。その点でも、日常的に使いやすいよう工夫されている。

 一方で、2Lという容量には当然限界がある。家族分の揚げ物を一度に作ったり、大量の料理をまとめて調理したりする用途には向いていない。あくまで1〜2人分の少量調理や、お酒のおつまみを作るような用途をメインに考えるべきだろう。

 では、こうした小容量のノンフライヤーは、どんな人に向いているのだろうか。

 まずおすすめしたいのは、1〜2人暮らしの人や、普段から少量の料理を作ることが多い人だ。「あと一品だけ」「今日はおつまみだけ」といった使い方なら、2Lという容量はむしろ扱いやすい。また、キッチンに大きな調理家電を置くスペースがない人や、ノンフライヤーを使ってみたいものの、いきなり大容量モデルを買うのはちょっと……という人にも向いている。

 筆者自身、普段はもう少し大きなノンフライヤーを使っているが、今回『COSORI LITE 2L』を試してみて、「少量なら、このくらいのサイズのほうが気軽だな」と感じる場面が多かった。ノンフライヤーでいろいろな料理に挑戦してみたい人にとっても、気負わず使える2Lというサイズは、なかなかちょうどいい選択肢だと思う。

 「揚げ物はしたい。でも、油の処理や後片付けはしたくない」「揚げ物をするほどではないけれど、もう少し手軽に料理の幅を広げたい」。そんな人は、『COSORI LITE 2L』から「揚げない揚げ物修行」を始めてみるのも悪くないかもしれない。

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