xAIが「SpaceXAI」に名称変更 SpaceX傘下のAI事業としてブランド一本化、新ロゴも公開

イーロン・マスク氏が設立したAI企業xAIが、対外的な名称を「SpaceXAI」に変更した。7月6日、同社のX公式アカウントは「We are now @SpaceXAI」と投稿し、新たなロゴを公開。公式サイトでもページタイトルや企業紹介ページの表記が「SpaceXAI」に切り替わっている。
We are now @SpaceXAI. pic.twitter.com/ema66xDWC9
— SpaceXAI (@SpaceXAI) July 6, 2026
今回の名称変更は、2026年2月にSpaceXがxAIを買収した流れを受けたもの。xAIの公式ニュースページでは、2月2日付で「SpaceX announced today that it has acquired xAI」と発表されており、以降、xAIはSpaceX傘下のAI事業として位置づけられてきた。
同年5月には、マスク氏がX上で「xAIは独立した会社としての形態を解消し、SpaceXのAI部門SpaceXAIに統合される」と説明していた。
SpaceXAIは現在、AIチャットボット「Grok」シリーズや開発者向けAPI、音声・画像・動画生成などを展開している。公式サイトでは「reasoning, code, voice, images, and video」を扱うAIモデル群を掲げ、企業ページでは“AIで宇宙を理解する”ことをミッションとして打ち出している。
事業面では、AI計算基盤の拡張が大きな焦点となる。SpaceXAIは5月、Anthropicに対してAIスーパーコンピュータ「Colossus 1」へのアクセスを提供する契約を締結したと発表した。Colossus 1は22万基超のNVIDIA GPUを備え、AIトレーニング、ファインチューニング、推論、高性能計算向けの大規模クラスタとして説明されている。Anthropicはこの計算資源をClaude ProおよびClaude Maxユーザー向けの容量改善に活用する予定だという。
さらに同発表では、Anthropicが複数ギガワット規模の“軌道上AI計算能力”の開発に関心を示したことも明かされた。SpaceXAIは、次世代AIに必要な計算資源が地上の電力、土地、冷却能力を上回るペースで拡大しているとし、SpaceXの打ち上げ能力や衛星運用の経験を生かした宇宙データセンター構想を進める姿勢を示している。
























