イーロン・マスク氏のSpaceX、AIコーディングツール「Cursor」を600億ドルで買収へ
イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業のSpaceXが、AIプログラミングツール「Cursor」を手がける米Anysphere社を買収することで合意した。買収額は600億ドル(約9兆円)で、全額を株式で支払う形になる。SpaceXが公式Xで明らかにした。
SpaceX has exercised the option to acquire @cursor_ai in an all-stock transaction with the goal of building the world’s most useful AI models.
For the past few months, SpaceXAI has been jointly training a model with Cursor, which will be released in Cursor and Grok Build soon.… https://t.co/X5mepgXgjJ
— SpaceX (@SpaceX) June 16, 2026
Cursorは、AIに指示を出すだけでプログラムのコードを書いたり修正したりできるツールだ。2022年に登場し、AIに任せてソフトを作る「バイブコーディング」と呼ばれる流行を生み出したとして、エンジニアの間で急速に広まっていた。
SpaceXは投稿のなかで、買収の狙いを「世界で最も有用なAIモデルを構築すること」だと説明。さらに、ここ数ヶ月にわたってSpaceX側とCursorが共同で新しいAIモデルを開発してきたことを明かし、このモデルを近くCursorと同社のAIサービス「Grok Build」で公開する予定だとした。
We're excited to join forces with @SpaceX to advance the frontier of useful AI. Expect significant improvements to Cursor soon. https://t.co/62IMr2sgEy
— Cursor (@cursor_ai) June 16, 2026
SpaceXは今年2月、マスク氏のAI企業で対話AI「Grok」を手がけるxAIと統合している。出遅れていたAI開発ツールの分野に、一気に足場を築く狙いがあるとみられる。
買収は2026年第3四半期(7〜9月)に完了する見込みで、Cursorは完全子会社となる。ただし規制当局の承認が前提となる。






















