2人に1人が上司より生成AIを参考に? 業務で生成AIを利用しているを対象にしたアンケート結果公開

サイバーセキュリティクラウドは、業務で生成AIを利用している会社員360名を対象とした「生成AI利用実態調査2026-生成AI利用依存傾向-」の結果を発表した。利用者の65.3%が「生成AIが使えなくなると業務に影響がある」と回答し、生成AIが業務インフラとして定着しつつある実態が明らかになった。
生成AIが利用できなくなった場合の影響を尋ねた質問では、「業務がほぼ止まる」が3.6%、「大きく影響する」が24.7%、「やや影響する」が36.9%となり、合計65.3%が業務への影響を認めた。生成AIが「あれば便利なツール」から「業務に欠かせない存在」へと変化していることがうかがえる。

生成AIへの依存意識については、「非常にそう思う」が12.2%、「ややそう思う」が31.4%となり、43.6%が自身をAI依存だと認識していることが分かった。年代別では20代が50.5%と最も高く、30代が48.1%、40代が40.6%、50代が38.7%と、年齢が上がるにつれて依存意識が低くなる傾向がみられた。利用頻度についても20代の46.2%が「毎日利用している」と回答しており、若手社員を中心にAI利用が日常化している。


業務上の判断において「上司や社内の人間より生成AIの提案を参考にしたことがあるか」を尋ねた設問では、「よくある」が11.1%、「ときどきある」が38.9%となり、合計50%が生成AIを判断基準として参考にした経験があると回答した。

あわせて、7つの業務分野について生成AIなしでの業務遂行に不安を感じるかを聞いたところ、4つの業務で半数を超えた。特にコーディングでは62.8%、アイデア出しでは56.6%に達しており、専門性や知的生産性が求められる業務にも生成AI利用が前提として浸透しつつある。

同社は調査結果を踏まえ、AI活用の拡大に伴い、企業が把握できていないAI利用や情報漏洩リスクといった「シャドーAI」問題が新たな課題として浮上していると指摘。企業にはAI利用実態の把握、利用規程の整備、管理統制などAIガバナンスの構築が急務になっているとしている。なお「シャドーAI」とは、企業が許可・管理していない生成AIツールを従業員が独自の判断で業務に利用することを指す。






















