HANA、ちゃんみなへ“100%の愛”と“信頼”の花束——冠番組『HANA-CHANnel』 が映した相思相愛な師弟関係
オーディション番組『No No Girls』(YouTube/Hulu)から誕生した7人組ガールズグループ・HANAが、鮮烈なデビューを飾ってから丸1年が過ぎた。この間の活躍ぶりを振り返るに、飛ぶ鳥を落とす勢いとはまさにこのこと。
デビュー曲「ROSE」、2ndシングル表題曲の「Blue Jeans」など7曲がストリーミング累計1億回再生を突破し、「アーティスト別1億回再生突破作品数」で女性グループ歴代1位の記録を自己更新(オリコン調べ/※1)。2025年末には『第67回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)で最優秀新人賞を受賞したほか、『第76回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)にも初出場を果たし、圧巻のステージで観衆を魅了した。
さらに、今年2月にリリースされた1stアルバム『HANA』は、ストリーミング、ダウンロード共に好調な初動を記録し、ビルボード総合アルバムチャートで3週連続1位を獲得(※2)。デビューから1年を経ずして、トップアーティストの仲間入りを果たした。
冠バラエティ『HANA-CHANnel』バイト企画で印象づけた、メンバー7人それぞれのキャラクター
そんなHANAが自身初の地上波冠番組として出演していたのが『HANA-CHANnel』。デビュー初期の昨年4月から6月にかけて日本テレビ系で放送され、現在はHuluで視聴可能だ。内容は「メンバーがより大きな花を咲かせるために成長する番組」と謳われている通り、毎回さまざまなテーマに合わせた講師が登場し、HANAにエンターテインメント業界のあれこれを指南するというもの。なかでもメインとして第2回から始まったのが、アルバイトを体験をしながら社会勉強していく挑戦企画だった。
例えば、当初バイト未経験だったグループ最年少のMAHINAは、花屋を皮切りにケーキ店やバスガイドを体験し、どんな場面でも物怖じしない度胸の良さを見せ、逆に経験豊富な年上組のMOMOKAはディスカウントストア、実演販売、酪農と難易度の高い職種にもかかわらず適応力の高さを発揮。
クールなイメージのJISOOとYURIが、タピオカショップで接客に挑戦し、てんやわんやを繰り広げたのも新鮮だったし、家事代行サービスを体験したCHIKAは負けず嫌いな彼女らしく懸命に取り組む姿が健気だった。
かと思えば、ケーキ店や花屋での細かい作業もそつなくこなすオールラウンダー・NAOKOの落ち着きぶり、バスガイドや実演販売などアドリブ力の問われる仕事で見せたムードメーカー・KOHARUの柔軟さには妙に納得してしまったり。彼女たちのデビュー間もない初々しい姿が見られるのはもちろん、それぞれのキャラクターを視聴者に向けて印象づけるにはぴったりの企画だったと言えよう。
「どれだけ大変か知ってほしかった」生みの親・ちゃんみなとの相思相愛な師弟関係
最終回では、番組発案者のちゃんみなを招待し、アルバイト企画で得たお金(7万6347円)でパーティーを開催。そこでは企画を振り返るとともに、ちゃんみなのこんな思いも語られた。
「お金は尊いもの。どんなアルバイトがどれだけ大変で、どれだけお金が入ってくるか知っている人が、そのお金をやりくりしてみんなに会いに来ている。そこに時間とお金をかけてくれるありがたさと、いろんな人の手と能力があって社会が成り立っていることを知ってほしかった」
その言葉の重みをじっくりと噛み締めうなずく仕草に、改めて今回の企画に経験以上の価値を感じた様子のHANA。おそらくこれ以降、ステージの上から見える景色も変化したのではないだろうか。
全12回 ご視聴ありがとうございました💐
様々な先生とのHANAマルレッスンや
アルバイト企画🐅
番組を通して成長したHANAの活躍を
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— HANA-CHANnel【日テレ公式】 (@HANACHANnel_ntv) June 18, 2025
また、パジャマパーティーらしく普段はなかなか見えない素顔やメンバー同士の関係性が明かされているのも本番組の見どころ。「なんで私にしゃべりかけてくれないの?」とYURIの引っ込み思案な性格を指摘したり、オーディション時から互いを意識しあっていたというCHIKAとNAOKOの関係性について、「仲がめっちゃいいわけでもなく、めっちゃ悪いわけでもなくって思ってたんだけど……何も言わなくてもわかる感じしない?」と切り込んでいけたのは、グループ生みの親であるちゃんみなだからこそだろう。
さらに後半では初めて冠バラエティを受け持った大変さや、デビューから2カ月時点の心境などを正直に吐露する場面も。HANAというグループ名を聞いた時の印象なども明け透けに語られている。
そして最後は、HANAからちゃんみなへ100本のバラの花束をプレゼント。100という数字には“100%の愛”、オレンジ色には“絆、信頼”という意味を込めたそうで、口々に感謝を述べるメンバーに、「次は1000本かな!」と冗談めかして返すちゃんみな。初のバラエティという大役を立派に務め上げ、成長した姿を誰よりも喜んでいるのが伝わる。このシーンだけを見ても、師匠と弟子、親と子の相思相愛っぷりが伝わってきた。
ステージで見える圧倒的な存在感とは真逆の、等身大の女の子としての姿を発信した『HANA-CHANnel』。右も左も分からない中で体当たり的に挑んだ番組だったと思うが、それがかえってHANAらしさやグループとしての個性を際立たせることになったのは間違いない。
今や、この頃想像していた未来の姿を大きく飛び越え、ガールズグループを代表する存在になったわけだが、その始まりに『HANA-CHANnel』があり、多彩なアルバイト体験があったことは今の彼女たちの自信やたたずまい、ファンへの姿勢に大きく影響したように思う。HANAの“原点”のひとつとして何度でも見直したいコンテンツだ。
※1:https://www.oricon.co.jp/news/2446009/full/
※2:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/159598























