2025.12.02 20:00

「いい番組」岩橋玄樹を唸らせた元恋人同士の絆とは？『隣の恋は青く見える』シーズン5 4話

　関係に悩みや迷いを抱えるカップルたちが、お互いの同意のもと“一時的な破局”を選択し、彼氏・彼女がいないフリーの状態で、禁断の“公認浮気”生活を送る恋愛リアリティーショー『隣の恋は青く見える』。参加者たちは20日間の共同生活を通じて、「復縁」「別れ」「新しい恋」という3つの選択の中から、最後の決断を下す。

　2年ぶり、5シーズン目となる『隣の恋は青く見える -Chapter TOKYO-』では、東京の街を舞台に6組のカップルが参加。結婚を考えていたり、マンネリや相手への不満を抱えていたりと、それぞれが異なる悩みを胸に、共同生活に臨む。果たして彼らは、元恋人とよりを戻すのか、それとも新しい恋に進むのか。

　参加者を見守るスタジオ見届け人として、今シーズンより新たに陣内智則、前田敦子、藤田ニコルの3名が加わった。今回は、ついにシーズン初のカップル成立の瞬間が訪れた『隣の恋は青く見える -Chapter TOKYO-』第4話を振り返っていく。本編の内容に触れていくため、ご注意いただきたい。

『隣の恋は青く見える -Chapter TOKYO-』

「ABEMAプレミアム」はこちらから

『ABEMA』総力特集　人気作品の裏側に迫るインタビュー＆コラム

　共同生活も11日目に突入。ついに元恋人との交流が解禁され、意中の相手への告白も可能になった。揺れる気持ちのまま、参加者たちはそれぞれの“大切な人との関係”と向き合っていく。

　アイラはすでにダイシロウへと心が傾いており、元恋人・シュウトには気持ちがないことをきちんと伝えたいと考えていた。そんな中、シュウトから「江ノ島に行こう」とメッセージが届く。江ノ島は2人にとって初デートの思い出の地だ。

　久しぶりに2人で過ごす時間。共同生活の中で多くの女性と2ショットを重ねてきたシュウトは、そのうえで改めてアイラの良さや思い出を思い返し、「離れたくないな」と感じたという。「もう一度向き合うために話せたら」と、素直な気持ちを口にする。

　しかしアイラは、ダイシロウへの想いを隠さず打ち明ける。シュウトは「考え方が変わるかもしれないし、俺らの時間の方が濃いと思う」と諦めない姿勢を見せるが、アイラの答えは揺れなかった。「他の女の子といるシュウトを見ても心が動かなかった」「シュウトに対しての気持ちはない」と伝えると、シュウトの表情には切なさがにじんだ。

　一方、ケントはユマとデートへ。リオナについて聞かれると「一回別れるのもありかな」と口にする。ユマは前回、リオナに「ケンティは戻ってくる」と言われた件に触れ、リオナがケントへの気持ちがまだあるからこそ嫉妬したのではないかと冷静に分析した。

　「曖昧な返答が来たらぶっ飛ばしてやろうと思ってました（笑）」と冗談めかしながらも、「応援したい気持ちです」と潔く語るユマ。ケントも「ユマには感謝」と、リオナに対する自分の気持ちを整理できたことを伝える。前回、ジュンナの同棲の悩みにケントが相談にのったシーンもあったように、異性の視点から客観的なアドバイスをもらえる点は、この共同生活ならではの良さだろう。

　ケントとリオナはアートサロンデートへ。2年付き合った2人とあって、何をしていても会話は自然と盛り上がっていく。話題は互いの嫉妬心へ。リオナは、ケントがジュンナと楽しそうに話しているのを見て涙が出たことを明かす。「今のジュンナがうらやましくて泣いた」「ときめきが欲しくてここに来たけど、違うなと思った。自分を見つめ直した」と、共同生活を経て気づいた本音を打ち明けた。

　ときめきを求めて来たはずが、涙が出たのはケントの優しさに改めて気づいたから。そんなやりとりに、スタジオの岩橋玄樹も「今までの互いの良さに気がつけるいい番組」としみじみコメントした。

　翌朝、ジュンナがポストに入った1通の手紙を見つける。封を開けると「リオナへ」と書かれているが、差出人は記されていない。手紙には「明日20時にバスケットコートに来てほしい」とだけ書かれていた。差出人はもちろんケント。共同生活の中で再確認した気持ちをまっすぐ伝えるため、ケントはリオナを呼び出したのだ。

　そして迎えた夜。互いを「人生の中で外せないピース」「掛け替えのない存在」と確かめ合い、2人は今シーズン最初のカップルとして復縁し、ハウスを後にした。