モテ経営者女子に“手作り茶碗蒸し”は効くのか?「ラブレターみたいなもの」『隣の恋は青く見える』シーズン5 3話

関係に悩みや迷いを抱えるカップルたちが、お互いの同意のもと“一時的な破局”を選択し、彼氏・彼女がいないフリーの状態で、禁断の“公認浮気”生活を送る恋愛リアリティーショー『隣の恋は青く見える』。参加者たちは20日間の共同生活を通じて、「復縁」「別れ」「新しい恋」という3つの選択の中から、最後の決断を下す。
2年ぶり、5シーズン目となる『隣の恋は青く見える -Chapter TOKYO-』では、東京の街を舞台に6組のカップルが参加。結婚を考えていたり、マンネリや相手への不満を抱えていたりと、それぞれが異なる悩みを胸に、共同生活に臨む。果たして彼らは、元恋人とよりを戻すのか、それとも新しい恋に進むのか。
参加者を見守るスタジオ見届け人として、今シーズンより新たに陣内智則、前田敦子、藤田ニコルの3名が加わった。今回は、同棲についての話題が盛り上がりを見せた『隣の恋は青く見える -Chapter TOKYO-』第3話を振り返っていく。本編の内容に触れていくため、ご注意いただきたい。
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共同生活もついに7日目。新しい恋の気配が色濃くなる中、今週は“同棲経験のあるカップル”の揺らぎが目立った回となった。
タカマサは「サヤ姉に傾いているのは間違いない」と率直に語り、気持ちはすでにサヤカに大きく動きつつある様子。その一方で、タカマサの元恋人であるレイナには、また別の“想い”が向けられている。「レイナさんとお出かけしてみたい」とミチルが名乗りを上げ、レイナの周囲はますますにぎやかだ。
今回明らかになったのは、ミチルとジュンナの同棲生活。脱ぎっぱなしの靴下の話から生活のペースまで、リアルな日常が垣間見えた。ジュンナは「運命かもと思って付き合って、そのまますぐ同棲に至った」と振り返りつつ、すれ違いが蓄積していたことをにじませる。スタジオでは、洗濯時の“靴下問題”について聞かれたゲストの岩橋玄樹は「僕は二つまとめて裏返して一つにします(笑)」と几帳面ぶりを見せた。
そんなジュンナがケントと帰る姿を、隣の屋上からミチルが目撃してしまう。レイナに心が惹かれていても、やはり元彼女が他の男性と並んでいるのは気になる様子。ミチルにとって、置いていかれるような感覚があったのかもしれない。
一方、ユマはケントをサウナに誘う。「俺から誘おうと思ってた」とケント。ユマが“行きたい”と言っていたことを覚えていたらしく、そのさりげない気遣いも優しい。ユマは、「優柔不断でいろんな人に行く人、本当に無理」と正直に伝えながら、ケントの気持ちの輪郭を慎重に探っていた。
ケントはリオナと「2年付き合っていたから揺らぎにくい」と語るが、この共同生活の中では、誰もが少なからず心が揺れ動く。リオナ自身は「(ケントに対して)ときめいてた時期もあったけど、今は何も思わない」と話す一方で、積み重ねた年月の中で“恋人として見られなくなった”ことに苦さもあるようだった。
翌日、ミチルはレイナに茶碗蒸しを差し入れする。レイナの出身地・島根のしいたけを使い、「ラブレターみたいなもの。作っている間ずっとレイナのこと考えていた」と語る姿は、本人がいう通り“一目惚れに近い”熱量を感じさせた。これでレイナにアプローチするのは、アキヨシ、ダイシロウ、シュウト、ミチルの4人。ミチル自身も「ジュンナを忘れてきてる」と心の変化を口にしている。
交流会に参加できなかったアキヨシとリオナは、隣のハウスを訪問。リオナはアキヨシにやや好意を感じているようだが、アキヨシはレイナをデートに誘うなど、彼なりの動きを見せている。周囲からは“友達のような関係にも見える”と言われていた2人だが、果たして真意はどうなのだろうか。
その後、アキヨシとケント、ユマとリオナが自然と話す流れに。ユマはケントに「話したいと思うのはケンティ」と素直に伝える。一方リオナは、付き合っていた頃、ケントがとても一途だったことを語りながらも、「ケントくんは絶対私に戻ってくると思ってる。多分(ユマを)選ばない」とやや強めの牽制を見せる。リオナの強気な発言には、スタジオの前田敦子も「超強い!」と声をあげ、驚きを隠せなかったようだ。
一方、個人インタビューのリオナは「ケントくんが(ユマを)好きになりそうとも思いました」と嫉妬をのぞかせる。もしかしたら、ケントの心が動いてしまうかもしれない。そう感じたからこそ、牽制という形で気持ちが表れたのだろう。
その言葉に戸惑いを見せるユマは、「いまは他の人とも話してみてもいいかも」と、少し引いた様子を見せる。ケントを巡る恋模様には、藤田ニコルも「まだ“負けないかも”って気持ちになれてないから、めんどくさくなっちゃうかもしれない」と冷静に分析していた。
一方で、ケントとジュンナは“同棲問題”についてじっくり話す時間を持つ。ジュンナは「(ミチルと)話す時間が少なかったのかな」と過去を振り返り、「また同じことになっちゃうと思うと、向き合わないといけない」と語る。ケントとジュンナは恋愛関係というより、同じ経験を持つ者として悩みを共有できる関係性に近い仲間意識がありそうだ。
だが、その様子を見たリオナは不安な表情を浮かべる。「(ジュンナと)目を見て話してるし、めっちゃ笑ってるし」と、ケントの“笑顔”に揺れてしまう気持ちを隠せない。ケント自身もここまで多くの女性と話す中で考え方が変わったようで、「ユマを選ぶか、リオナを選ぶか」だけでなく、「誰とも付き合わず、リオナも振ってこの場を離れる」可能性まで口にしていた。
そして次回、いよいよ元恋人との交流が解禁される。それぞれが自分の感情と向き合わざるを得ない瞬間が、ついに訪れそうだ。向き合う相手は元恋人か、それとも新しい想い人か。恋の交差点は、ますます複雑になっていくのだろう。
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