山崎育三郎、長嶋茂雄さん追悼試合で国家独唱 ミュージカル界のプリンスが“野球少年”に戻った日

 俳優・山崎育三郎のYouTubeチャンネルが11月17日に更新。東京ドームで行われた長嶋茂雄さんの追悼試合で、国家独唱する様子が公開された。

 「【感動】東京ドームで"長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合"で国歌独唱した日。」と題した動画の冒頭で山崎は、「完全に僕の人生ベスト3に入る瞬間でした」と振り返った。8月16日に「長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合」が東京ドームで開催されるにあたり、“野球少年”だった山崎が国歌独唱を務めたからだ。

 東京ドームを向かうまでの道のり、車の運転席で山崎は「これは今年1番のサプライズで…野球での(試合前に)国家独唱をさせていただいた機会はこれまでもあるんですけども。やっぱり自分は野球少年だったので、長嶋茂雄さんというのは本当に神様のような存在で……」と語った。

 山崎が子どもの頃、長嶋さんは現役を引退し、巨人軍の監督を務めていた。山崎は「ずっと見て育ちました。そんな長嶋さんの追悼試合で東京ドームで歌わせていただくというのは…オファーをいただいた時は鳥肌が立ちましたね」と感慨深げに語った。なお、山崎が東京ドームで国家独唱するのは、2019年に行われたイチローの引退試合以来だという。それもすごい話だ……。

 東京ドームに到着し、リハーサルを終えると、緊張感が高まってくる。数多の舞台を経験している山崎も「ドキドキしてきた…間もなく…5分前くらいか」と神妙な面持ちになっていた。

 長嶋さんの愛弟子として知られる松井秀喜と2ショット写真を撮った後、山崎はいよいよ大舞台へ。ステージに向かうまでの映像では、王貞治の姿も確認することができる。野球少年だった山崎に“緊張するな”というのも無理な話だ。

 長嶋さんへの黙祷が捧げられた後、山崎は無事、国家独唱という大役を務め上げた。パフォーマンス後、カメラに向かって「心を込めて歌わせていただきました。感無量です!」と話した。

 山崎が5歳の時に手に入れた松井秀喜の野球カードには、サインも書いてもらったという。この日は“人生ベスト3に入る瞬間”が長いこと続いていたのではないだろうか。

 ミュージカル界のプリンス・山崎が野球少年に戻った日。そしてミュージカル界のプリンスとして長嶋さんへの感謝を示した日。この貴重映像にファンは「育さまの助手席が擬似体験できて、歴史的なイベントの舞台裏まで観られるなんて…すごすぎるよ…」「今回の映像は神回です 素のいっくんから緊張の時そして野球少年の顔まで垣間見えて本当にいい回です」などのコメントを寄せている。

【感動】東京ドームで"長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合"で国歌独唱した日。

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