いけちゃん、35時間の船旅で“自販機ざんまい” すっぴん姿&正直レビューで視聴者魅了
YouTuberのいけちゃんが2025年11月12日、公式YouTubeチャンネルに福岡発-東京着のフェリーに乗船して35時間の過酷な船旅をする動画を公開した。
いけちゃんはYouTuberのほか、グラビアアイドル、一級建築士資格を持つ設計士としても活動する28歳。東京と地元・秋田に賃貸を借りる二拠点生活をしつつ、旅行やご当地グルメを楽しむ動画で人気を博し、チャンネル登録者数は76.4万人を数える。
「長距離フェリーで35時間!2泊3日の船旅はまさかの自販機生活でした....【福岡→東京】」と題した動画でいけちゃんは夜の福岡県北九州市の新門司港にて「今回はフェリー旅。しかもとんでもない航路」と切り出し、「なんと乗りっぱなしで東京まで行けちゃうんです」と説明した。直近の動画では福岡や長崎佐世保、佐賀などを巡って九州旅を満喫していたが、東京へ帰る移動手段として空路でも陸路でもなく海路を選択したようだ。
乗船時間は35時間。今晩乗船して到着は明後日の朝となる。いけちゃんは「そんなヤバすぎるフェリーにこれから乗っていきます」とし、東京、徳島、九州間を結ぶオーシャン東九フェリーに乗船した。2泊3日宿泊するのは婦人専用室。部屋は階段式の2段ベッドタイプとなっており、いけちゃんの寝床は下段のスペースとなっていた
なお、船内に飲食店はない。代わりに24時間稼働する自動販売機でレトルト食品や冷凍食品を買い、備え付けの電子レンジ&給湯器を使用していただくという仕組みだ。いけちゃんは早速、550円のかき揚げそばと800円の塩ホルモンを、お酒の自販機で販売していたレモンサワーとともに購入。レンジでチンしてフロア内のテーブルで晩酌を楽しんだ。食品や飲料のラインアップの豊富さに「こんなに自販機あるんだったら、たしかに飲食店いらないかも」と満足感を示すも、船内では電子マネーが使えないので「絶対に現金を持ってから乗船しましょう。万札でもいいから絶対に現金」と念押しした。食後はお風呂を利用し、すっぴん顔で「やばいお風呂、人がいなくてほぼ貸切でした」と喜んでいた。
このように1日目は新鮮な気持ちで船内生活を満喫していたいけちゃん。しかし2日目は、電波が時折圏外になることもあって「重度のスマホ中毒」であることから「この2泊3日はスマホを使わず、デジタルデトックスする」という縛りを設けたため、展望デッキに出たり、ご飯を食べたり、ストレッチをしたリして過ごすもすぐに手持無沙汰に。
自室のベッドに寝そべりながら「スマホをちょっと触らないだけで、手持無沙汰過ぎて暇なんだけど、子どもの頃って何して遊んでたんだっけ?」と首を傾げた。また共用スペースで過ごそうにも、人の視線に気疲れしてしてすぐに自室へ引き返してしまい「ここに戻ってくると横になるしかないじゃん。横になると眠くなくてもなんか寝ちゃう」「起きたとてやることがない」と惰眠をむさぼった。とはいえ「ずっとこもってると頭がおかしくなる」といい、船内散策を再開。すると思いのほか揺れが激しく「おお~、すごい揺れて…わぁ~!」とよろめき、「爆睡してて気づかなかったけど、すごい揺れ方してる。これは厳しいね。太平洋側なのにこんなに揺れるんだ」と驚いていた。
結局2日目は「15時間以上寝てる」とし、「35時間乗るんだったらもうちょっとエンタメが欲しい。簡素な船で本当に自販機で物を買って食べ飲みするくらいしかやることがない。ほんまに暇」とぼやいた。その後もダラダラと過ごし、3日目の朝に東京に到着すると、「36時間ぶりに地面が揺れてない。でもなんか揺れてる気がする余韻」と地上に再び降り立った喜びと違和感を口にしていた。
本動画に対し、コメント欄には「忖度がないから参考になる」など旅の参考になるといった意見と共に「今回も可愛い」「すっぴんが美しい」などビジュアルを称賛する声も多く寄せられていた。






















