俳優・中川大輔の『今日好き』推しメンは? 『プーケット編』からの遍歴を振り返る

俳優 中川大輔の『今日好き』推しメン遍歴

ひなの(瀬川陽菜乃)

 昨年春の『プサン編』を皮切りに、『ホアヒン編』『卒業編2025 in ソウル』『夏休み編2025』と、現状4回の旅に参加。レギュラーメンバーを務めるYouTubeチャンネル『超十代チャンネル【ULTRA TEENS Channel】』では、あるときは外ロケに今日連行されたり。またあるときはドッキリを仕掛けられたり。そしてことあるごとに“おバカ認定”をされていたり。なにかとイジられる愛されキャラの持ち主が、最後に紹介する“ひなの”である。

 中川もチェックしたというYouTubeチャンネル『ひなぽんのもぐもぐタイム』のタイトルから伝わる通り、自他ともに認める大食い女子のひなの。『プサン編』では、当時の旅で振り向かせられなかった男子の恋にエールを贈るべく、最終日に一緒にパンを頬張ったのだが、その際の“ぱくっ”と擬音が聞こえてきそうな動きや、口の周りにグラニュー糖やクリームをつけながら、ほっぺたをパンパンにする姿で、視聴者と中川の心を一気に惹きつけた。

 続く『ホアヒン編』では、新たに出会った男子に向けて「視野に入れてください!」と、自身の頭を指さしながらアピール。その動作が、番組のモチーフである“今日好きアロー”とそっくりだったほか、この旅では2ショットにカップラーメンを持参。プール遊びをした後、夕暮れのビーチで意中の相手と一緒に麺をすする光景は、これまで数々のカップルと出会ってきた恋愛見届け人たちにすら「高校生の恋愛で最もたるもの」と言わしめ、手離しで賞賛を贈らせるほどだった。

 そんなひなののポジションは、先輩メンバーにあたるきさきに近しい。過去の旅を見てきて、“なんでひなのが報われないんだろう?”と、何度も思わされてしまうのである。しかしながら『夏休み編2025』では状況が一転。“筋肉”のいおう(榎田一王)、“ボイパ”のるい(倉田瑠偉)という異なるタイプの男子2名から想いを寄せられ、とうとう“追われる”立場へとジョブチェンジ!

 残念ながら、どちらの男子ともカップル成立することなく旅を終えてはしまったものの、やはり自分から“追う恋”をしたいという成果は掴めた。そんなひなのの恋を観て、中川はどうなったかというと。答えは……? 最後ばかりはさすがに、読者自身の瞳で確認してもらいたい。ひとつだけ記しておくならば、『卒業編2025 in ソウル』ではひなのの結果を見て、「な〜んでひなのちゃんが今回も結ばれないの?」と、とにかくやさぐれる中川がいた。ただ、今回は全然違う。そこには頼もしい表情の中川がいた。“ふたり”の旅は、まだ終わっていないのである。

 ちなみに、本稿で取り上げたりんか・れい・きさき・ひなのにあわせて、中川は『ドンタン編』『キョンジュ編』で大活躍しためいあ(川野明愛)、『キョンジュ編』『卒業編2025 in シンガポール』に登場したあやな(大澤綾菜)らにも時折に興奮。とはいえ、“推し”判定のボーダーも明確ではないため、本稿では紹介を割愛させてもらった。

 くわえて、読者各位はすでに察したところだろうが、中川はとにかく透明感と心の綺麗さを兼ね備えた女子にすぐ感情移入してしまうようである(とはいえ『今日好き』には、どちらの要素も持たない女子は出演しないわけだが)。そしてなにより、彼が推した女子メンバーは遠回りをしても、最終的には高確率で報われている。となると、ひなのも……? もし彼女がまた新たな旅に進む勇気を示してくれたときには、それはもう全力で応援したい。もちろん、彼女のことを誰よりも応援する、中川大輔の熱を隣に感じながらーー。

『今日好き 夏休み編2025』きんりのカップルインタビュー “モテきんご”を射止めたりのんの純真さに迫る

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