『今日好き 夏休み編2025』きんりのカップルインタビュー “モテきんご”を射止めたりのんの純真さに迫る

『今日好き』きんりのカップルインタビュー

 現役高校生たちが数日間の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける恋愛番組『今日、好きになりました。』(ABEMA/以下、『今日好き』)。9月8日にオンエアされた『夏休み編2025』最終話では、きんご(内田金吾)×りのん(多田梨音)の“きんりの”カップルが新たに誕生した。

 昨年秋に参加した『ドンタン編』を再現するかのように、今回も過半数の女子メンバーから恋の矢印を向けられた“モテきんご”。倍率の高い恋のなか、最後に結ばれたのは通算3度目の旅となる、りのんだった。いまだから語れるふたりの“本当の第一印象”はもちろん、きんごには2日目で手をつないだときの内心、りのんには3日目朝に流した涙の意味など、本編では明かされなかったエピソードをそれぞれたっぷりと聞いてみた。心の綺麗なメンバー同士、これからも健やかな恋心を育んでくれることを願ってやまない。(一条皓太)

「あのときの花くじが僕を決断させてくれました」(きんご)

ーーおふたりの馴れ初めを語る上で欠かせないのが、姉妹番組『すーぱーのびしろたいむ by 今日、好きになりました。』内の企画「私たち、シゴデキ目指します!」(通称:シゴデキ)で力を合わせて、超難関のイルカショーを成功させたこと。いわば“本当の第一印象”ではないですが、当時は言わずともお互いすでに相手の存在を意識していたのでしょうか?

きんりの

りのん:私はもうずっと「きんごくん、カッコいい」って思ってました。

きんご:『シゴデキ』のあいだ、りのんちゃんを意識していないフリをしていたつもりだったんですけど、それでも隠しきれていなかったみたいで(笑)。視聴者のみなさんから「ふたりで並ぶといい雰囲気だね」なんて声をいただくこともあったなか、まさか同じ旅に参加できるとは思ってもみなかったです。

ーー改めてカップル成立、本当におめでとうございます。とはいえ『今日好き』の旅となると、いわゆる“友だち感”が進展のネックになるケースも。旅のなかで、その点に不安はなかったですか?

りのん:私はむしろ、友だち同士の距離感で話せる方がありがたくて、全然不安じゃなかったです。初対面の人だとどうしても緊張しちゃうので……。

きんご:僕もそう。友だちの距離感でいるのって楽しいし、カップルになっても長続きすると思うんだよね。だから『シゴデキ』で出会えて本当にラッキーでした。このあいだ、あのとき一緒になった“けんみあ”カップルにも報告したんです。「おめでとう〜」「ふたりの雰囲気、とっても似合ってるよ」ってお祝いしてもらえて、すごくうれしかった。

ーーけんみあカップルからもお墨付きなんですね。ここからは、旅でのお話を聞かせてください。きんごさんは2日目朝、追加継続メンバーとしてサプライズで登場。その後の2ショットで、りのんさんの特技だというロングスケートを一緒に滑ることに。スケートとなれば、必然的に手つなぎも発生します。

りのん:私自身、男の子と手をつないだ経験がないから「どうしよう……」ってすごく悩みました。でも、きんごくんがコケて怪我するなんて嫌だから、勇気を出して手を差し出すことにしたんです。

きんご:僕はまた緊張していないフリでスカしてたんですけど、内心はドキッとしてました。タイミング的に「いまっ!?」って驚いてた。

ーーきんごさんの緊張ぶり、視聴者には全然バレていたと思いますよ(笑)。3日目の朝になると、きんごさんが女子部屋にやってきて、ねね(時田音々)さんを2ショットに誘います。りのんさんはこのとき、自身が積極的に行動すると、ふたりの邪魔をしてしまうのではと考えて「ねねにもきんごくんにも申し訳ない」と涙してしまいました。あの涙が綺麗すぎて、どうしたらこんなに心の綺麗な子が育つんだろうと、観ていて感慨深くさせられましたよ。

きんご:あのシーンですよね。オンエアで初めて観たんですけど、話は薄々聞いていたんです。「そっか、泣いちゃったんだ……」って。

りのん:えへっ(笑)。

きんご:でも、旅の期間中はそんなことを全然知らなくて。改めて「ごめんね」って伝えたいです。

りのん:大丈夫だよ(笑)。それに、あの涙には「ふたりに申し訳ない」以外にも色々な意味があって。ソロインタビューで自分の気持ちと向き合っていたのもあるけど、私の話を聞いてくれるスタッフさん全員が優しすぎたのと、「りのんはダメじゃないよ」って温かい言葉をかけてくれたのがうれしすぎて、胸がじーんとして泣いちゃったんだ。

ーー色々な想いが込み上げての涙だったのですね。ただ、そこからのりのんさんは強かった。きんごさんとの2ショットに自作の“花くじ”を用意してきて、「好きなパンの種類」「付き合ったらしてみたいこと」など、お互いを知るための大切な時間を過ごします。

りのん:きんごくんとゲーム感覚で話せるアイテムがあれば、私でも楽しく会話ができるようになるかも、って考えて花くじを作ってみました。もともと好きな人に喜んでもらいたいタイプなのと、いつも2ショットになると頭が真っ白になっちゃうから、自分の方でなにかを用意しておきたかったんです。

ーー「付き合ったら大食いに行きたい」との会話でも盛り上がっていましたが、具体的に食べたいものは?

きんご:食べ放題とか? 心斎橋を食べ歩いてもいいし、りのんちゃんの家でパーティを開くとかも! ふたりとも食べるのが大好きなので、色々なところに行ってみたいです。

ーーこれからが楽しみですね。件の花くじですが、最終日の“最後のアピールタイム”にて、今度は“きんごくん専用花くじ”へと進化を遂げて再登場しました。ここではくじを引くと「りのんを選んでくれたら絶対幸せにします♡」というメッセージが。野暮なことは聞かないですが、あのくじは別のところを引けば、ちゃんと違う言葉が書いてあったんですよね……?

りのん:そっ、そうです! そういうことにしておいてください(笑)。

きんご:はい〜、そういうことですね〜(笑)。なにより今回の旅で、りのんちゃんはもちろん、ねねちゃん、ゆまちゃん(谷村優真)のいいところもたくさん見つけられて、みんなと同じ旅を過ごせて本当に楽しくて。だからこそ、最終日のギリギリまで悩んじゃったんですけど、あのときの花くじが「りのんちゃんしかいない」と僕を決断させてくれました。

ーー最後のアピールタイム、本当に素敵な時間でしたよね。

きんご:その場の海の雰囲気もすごくよかったし、男子があまり言うことじゃないけれど、「安心してほしいな」って言葉に「頼りたい」と思えたことも大きかったです。

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる