ハンドメイド作家YouTuber、実写版シンデレラのドレスを自作して話題 圧倒的なクオリティに「これぞ神」
ハンドメイド作家でYouTuberのHanaが10月4日、チャンネルを更新。実写版シンデレラのドレスを自作する動画を投稿した。
Hanaは、服やビーズアクセサリーなどを自作してるYouTuberで、過去には『ハリー・ポッター』に登場するハーマイオニーのドレスやメイド服などを制作していた。短期間で圧倒的なクオリティの物を作ることから、同じくハンドメイドを趣味にする人からも尊敬のまなざしを集めている。
今回の動画では、初めてのディズニーランドでハロウィンのイベントに行くため、実写版シンデレラのドレスを自作。使用した素材は、ビスチェ用のサテン生地や白いソフトチュール生地、ドレスの顔になるラメチュール、光沢のあるオーガンジー生地など。制作過程では、まずビスチェから取りかかっており、型紙は自分の体に合わせながら作って調整を加えている。
その後、縫い代をとって裁断していくのだが、今回は理想の色に近づけるために3枚の生地を重ねていた。生地を縫い合わせてパーツを繋ぎ合わせると、縫い目に沿ってボーンテープで縫い付け。表地が完成したあとは、裏地とショルダーパーツも作業を進めていく。ミシンやハサミなどを使ってすべての工程が手作業で行われているが、特につまずくようなこともなくスムーズにビスチェの土台が完成していた。
また、胸元や袖に付ける蝶々の飾りは、過去に使用した生地の残りを活用。家にあったポスターカラーで青や黄色に着色している。さらにキラキラしたグリッターを上からかけて、ゴージャスな装飾が完成した。
腰にボリュームを出すためのクッションやスカート部分なども細かい作業の連続だったが、最終的には10日間で美しい青いドレスを完成させている。Hanaは「映画の中のシンデレラドレス完全再現とはいきませんでしたが、かなりこだわったドレスで人生初のディズニーランドに行くことができて、本当に大満足の思い出ができました」と感想を話していた。ディズニーランドを訪問した当日は、他のゲストから写真撮影をお願いされることも多かったとのこと。
コメント欄では「惚れ惚れしてため息が出ちゃう、、なんて素敵なドレスなの。その技術も凄すぎます!」「衝撃の十日間すぎる、手先が器用どころの話じゃない!これぞ神」などの反応が寄せられている。
動画内では制作過程とともに解説のテロップが流れており、どのように作ればよいのかわかりやすい内容になっている。特にシンデレラのドレスを自作したい方にとっては、ここまで有益な動画はなかなかないだろう。コメントのなかには「参考になりました」という声もあったが、10日間でハイクオリティな衣装を完成させてしまう技術やその出来栄えに数多くの注目が集まっていた。ハンドメイド作家としてファンを魅了してきた彼女だが、次はどのような作品で視聴者を驚かせてくれるのかさらに期待が高まる。