眠れない夜に寄り添える“居場所”になるために——「EchoVerse」新人VTuber・花依よるは独占インタビュー

「EchoVerse」花依よるは独占取材

「自分で動かせる物語」に惹かれる——花依よるはのゲーム遍歴

【ティザー/Teaser】VTuberプロジェクト「EchoVerse」始動!

――ティザーで「ゲームは人生」と意気込んでいたように、歌と並んで花依よるはさんに欠かせない存在としてゲームも挙げられます。ゲームはいつ頃から遊び始めたのでしょうか。

花依:ゲーム機デビューは比較的遅めで、初めて遊んだのは少し古いタイトルなのですが「ワイルドアームズ」というRPG作品でした。もともと本や空想の世界が好きだったので、「自分で動かせる物語」という感覚に強く惹かれて、一気にのめり込みました。そこからはずっと“破滅の道”を歩んでいます(笑)。

――なかなかコアなところを……! 当時プレイしてみて、どんなところに心を揺さぶられましたか?

花依:重い物語・世界観ですね。人体実験なども登場するようなダークな世界観がクセになって……その重さなども含めて、物語に感情を揺さぶられる体験が初めてだったので、「こういうお話もあるのか!」と特に印象に残っています。

――その他に好きなRPGはありますか?

花依:特に「テイルズ」シリーズが大好きで、ほぼ全作遊びました。いわゆるFF派・ドラクエ派がありますけど、私はどちらにも属さないテイルズ派で(笑)。

――「テイルズ」シリーズも「ワイルドアームズ」シリーズと近しいところがありますよね。意外と物語が重めなところとか。

花依:見た目はポップでも、テーマは意外と重く哲学的だったりして、人間について深く問いかけてくるものが好きなんですよね。

――RPG以外だと、好きなゲームのジャンルはありますか?

花依:アドベンチャーや探索、謎解きも好きですし、アクションや音ゲーも遊びます。PVP要素のあるゲームはストレス発散でたまにやります。だいたい逆にストレスをもらって帰ってきちゃうんですけど(笑)。

――直近ではどんなゲームを遊びましたか?

花依:『学園アイドルマスター』、『崩壊:スターレイル』、『原神』あたりは一通り遊んでいます。気軽に遊べるけれど、シナリオがしっかりしている作品に手が伸びがちです。どのゲームでも「ストーリーを追うこと」が一番の楽しみかもしれません。

――物語重視で遊ぶスタイルなんですね。今後、配信でもゲームを取り上げていく予定ですか?

花依:はい。特に視聴者参加型のゲームに挑戦してみたいです。うまく取りまとめるのは大変そうですが、みんなで一つのゲームを楽しんでみたいんです。なので、『ファイナルファンタジーXIV』のようなMMORPGもプレイしてみたいですね。「みんなと一緒にゲームを遊ぶ」枠は、恒常コンテンツとしてあるといいかなと思っています。

――『ファイナルファンタジーXIV』はシナリオも特に評価が高いですし、花依さんとの相性はよさそうです。そしてRPGはプレイ時間が長くなる傾向にあるので、「真夜中に長時間遊ぶ」というスタイルが作りやすそうですね。

花依:そうですね。真夜中にコメントを拾いながら長時間プレイする、チルい配信ができそうです。

――まさに、花依さんの原点になったVTuberさんの配信のような場ですね。

花依:そうですね。そういう風になれたら嬉しいです。

『VRChat』にも興味アリ? 大丸松坂屋百貨店とのつながりについて

——今後の活動についてお話しを伺えればと思います。EchoVerseは大丸松坂屋百貨店のプロジェクトですが、一般的な「企業直轄のVTuber」とは少し立ち位置が違いますよね。本体である百貨店のお仕事はマストではないと伺っていますが、そうしたお仕事をやってみたいとは考えていますか?

花依:基本的には、宣伝よりも、歌やゲームなど“楽しいもの”を届けることに特化して活動する予定です。とはいえ、活動の可能性の一つとしては、百貨店や商品のPRもあるかなと思います。その時々の状況や叶えたい夢を見つつ、幅広くチャレンジしていきたいです。

――大丸松坂屋百貨店さんは『VRChat』などのメタバース事業にも参入していますが、そちらにはご興味はありますか?

花依:興味ありますね! まだ触れたことがないので、どんな世界なのかを知りたいです。もし機会があれば、企画として挑戦してみたいですね。

――将来的には『VRChat』内でのVRライブが見られたら楽しそうだなとも思いました。たしか、春田さんは『VRChat』も詳しいはずなので、ご案内をお願いすることもできそうですよね。

花依:たしかに! それもせっかくなら企画にしてみたいですね。「マネージャーさんと『VRChat』歩いてみた」的な(笑)。

夢は大きな会場でのワンマンライブ!

――歌とゲームが大きな軸となる花依さんですが、VTuberとしてデビューするのをきっかけに、それ以外にチャレンジしてみたいことはありますか?

花依:もし、いつか3D化にまでこぎつけられたら、ダンスに挑戦したいです! ホロライブの轟はじめさんがダンスをする姿を見て「可愛い!」と思って、自分もダンスをしてみたいなと思ったんです。

――どんなダンスに挑戦してみたいですか?

花依:基礎を身につけた上で、コンテンポラリーダンスに挑んでみたいですね。ダンスジャンルとしてめちゃめちゃ気になっています。

――今後の活動で、どんな方とコラボしてみたいですか?

花依:新人の身で恐れ多いのですが、先ほどお名前を挙げたみなさんと、いつか歌や配信でご一緒できたら、もう成仏できるかなーと思います(笑)。

 歌などのコラボは、男女問わず、コラボしてみたい人がたくさんいます。ゲームも「マリオカート」などでいっしょに遊んでみたい人がいますね。それまでに腕を上げておかないとって思ってます(笑)。

 あと、配信活動を通じてお友達を増やしたいです。ちょっと人見知りではあるのですが、頑張ってお友達を作っていきたいですね。

――今後のVTuber活動を通して、叶えたい夢はありますか?

花依:たくさんあるのですが、やはり、大きな会場でワンマンライブをやりたいですね。たくさんのファンが集まるライブ会場で、みんなと歩んできた道のりを共有できたらいいなと思います。そこに至るまでの道もエモいですし、たくさんのファンの前で「みんなとここまで来たよ!」と言ってみたいですね。

――音楽系VTuberならばやはり外せない夢ですね。ちなみに、具体的にどのハコに立ってみたいですか?

花依:やはり武道館やアリーナですね……! 「アリーナ~!!」って言ってみたいです!

――最後に、9月27日の初配信へ向けた意気込みと、未来のファンへのメッセージをお願いします。

花依:初配信って、私も緊張するけど、見ている方も少し緊張していると思います。なので、特にピシっとせず、フラッと遊びに来てくれると嬉しいです。

 その上で、「楽しかった」と言ってもらえる配信にするべく、私なりの色で、色々と準備中です。このインタビューをここまで読んでくださったあなた。ぜひフラッと、花依よるはの初配信に遊びに来てください!

■関連リンク
花依よるはYouTube
花依よるはX
EchoVerse公式X
EchoVerse公式WEBサイト

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