美女グラドルが手作りチョコを口移し「ちょっとビターだね」『シャッフルアイランド Season6』最終話

『シャッフルアイランド Season6』最終話

だいすけ、みれい&もものどちらを選ぶ? “克服すべき受難”の先にあった衝撃の結末

 問題は、三角関係の巣窟=BLUE島の告白模様である。かつよし(プロサッカー選手)は事前の宣言通り、フィーナ(フラダンサー)に想いを伝えると決意。残念ながら、sae(シンガーソングライター)のもとには時間になっても現れなかった。

 決め手としてはやはり、自身の活動拠点であるオーストラリアとの遠距離恋愛について、フィーナが「会いに行く」「問題ないよ」と即答してくれたのが大きかったとのこと。なにより、“かつよしJAPAN”監督の横には、今回の旅で誰よりも初志貫徹し、最も“男前”だった女子が似合うほかない。もちろん、結果はカップル成立。フィーナの“お姫さま”のような顔立ちもあってか、このふたりだけ告白ではなく、むしろプロポーズのような雰囲気が漂っていたわけだが、さておき「サッカーの試合より緊張した」と、この場面を振り返るかつよし。いや、サッカーの試合の方で緊張しろ。

 次に登場したのは、“愛の問題児”。今回の旅で“キスの申し子”となった、だいすけ(大学生/モデル)である。告白直前、BLUE島に移動した正妻=みれいは最後の2ショットにて、自身の手作りチョコをだいすけに食べさせながら、その唇に重なるようにキス(またキスしてるよ!)。この光景が口移しのようだとも話題になった一方で、お互いの体温でチョコを溶かすような唇の密着ぶり。さすがにABEMAといえど、どこか一線を越えようとしていないか? もちろん告白前なので、まだ陽もサンサンとした時間帯。だいすけの「ちょっとビターだね」の感想も含めて、色々と許されるのかドキドキさせられてしまった。

 そんなアプローチも効いてだろう。“顔芸”のもも(『小悪魔ageha』専属モデル)の恋は破れ、だいすけはみれいに告白。“出会いの順番”ではないものの、だいすけはやはり、最初に出会ったみれいのもとで“わんこ”になっている姿が見ていていちばん安心できる。

 旅の途中、追う/追われるの関係性が逆転こそしたものの、結果的には……とまで筆が進んだところで、だいすけが明かしたみれいを選んだ理由。どうやら、自身の優柔不断ぶりへのコントラストかのように、彼女が一途に想い続けてくれたことが胸に響いたらしい。訂正。ケースバイケースだが、出会いの順番はやはり大切だった。今回の旅における、みれいの傷心ぶりは計り知れない。ただ、それもモテ男を射止めるには必要な時間だったのかも? とにかく、この旅でのだいすけが羨ましくて仕方がない。

 最後の告白は、『timelesz project』出演で知られるあゆと(大学生)から、“小柄ギャル”のあん(『nuts』専属モデル)に。とはいえ、こちらもかつよし×フィーナ同様、結果は事前宣告通り。あんの心に決めた相手は、PINK島残留の“低身長ニキ”ことセカイのみ。ここまで多くのメンバーの恋が実るなか、今年もまたシャッフルの運命に翻弄され、離れ離れのまま物語が終わるペアが生まれてしまった。もう番組終了後、どこか別の場所で付き合っていてほしい……などと考えていると、どこからともなく足音が。「諦められなくて」。どうしてだろう。走ってきて息をきらしたセカイが、あんの目の前ーーBLUE島にいる。

 ことの発端は、2時間前。彼のもとに届いた「まもなくブラックボートがIsland BLUEに向けて出航します」の通知。ルールの波を飛び越えて、ブラックボートが大活躍である。さすがに次回以降は“禁止カード”の類になりそうではあるものの、「出会っては離れを繰り返して、このフィジーにいた8日間、俺はずっとあんのことを想い続けてきて」「こうやって想いが伝えられて本当にうれしい」というセカイの告白を聞けば、彼が運命を信じる力が手繰り寄せた結実なのかもしれないとさえ思えてしまった。

 なにより、今回の旅で身をもって“シャッフルとはなにか”を最も体現してきたのが、セカイ。最後くらい、ご褒美があってもいいじゃないか。告白の結果、見事にカップル成立。フィナーレには、お姫さまだっこからのキスを届けてくれた。あんから漏れた「本当に会えないと思ってた」の声。それでもふたりは再び巡り合った。やはり、今年の『シャッフルアイランド』の神さまは、例年に比べて優しいものだった。

 ということで、番組史上最多となる合計6組のカップルが成立。人数にして、全16名中12名もが幸せに旅を終えたこととなる。付き合うべきペアが結ばれると、ここまでの数にまで膨らむのか、と示す好例にもなったし、一方で今年はカップル成立難易度が易化したぶん、逆に来年はもっとハードになるはず? ブラックボートを何度も繰り出すとも思えないし。

 なにはともあれ、まずはこの夏の終わり。溢れんばかりの幸せの重みと、いまはしっかりと向き合っていたい。そう、この重みは、彼らだけが背負っているものではない。我々一人ひとりがしっかりと受け取るべき重みなのだ。こんなにも「克服すべき受難に満ちた祝福」をありがとう。りく、あゆと、sae、もも……来年も待ってるぜ。

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