「今の夫と出会うまでダメな恋愛ばかりだった」アンミカが明かした過去の驚きエピソードと結婚観

『GIRL or LADY シーズン2』合同取材レポ

 8月12日、都内某所にて恋愛リアリティーショー『GIRL or LADY シーズン2』の合同取材が行われ、MCを務めるアンミカ、若槻千夏、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、平祐奈の4人が登壇した。イベントでは、8月24日夜9時よりABEMAで放送開始となる本作の見どころや収録の裏側について語られた。

 本番組は、20代女性の“ガール”4人と30代女性の“レディ”4人が、2週間にわたる婚活を通じて運命の相手を探す婚活ドキュメンタリー。世代も価値観も異なる8人の女性たちが、結婚への「憧れ」と「現実」に正面から向き合い、悩みや葛藤を乗り越えていく。

 まず、シーズン1からパワーアップしたポイントについて尋ねられたアンミカは、「今回は女性が最初に男性を選ぶところから始まります。その選び方が本質を見事についていて、女性側の優先順位があらためて浮き彫りになるんです。これ以上言うとネタバレになるけど、自分に置き換えても面白いですし、なるほどと思ってもらえるはず」と説明。若槻は「スタジオの雰囲気もパワーアップしました! 前回はレディだらけだったけど、今回はガールもいてバランスが良く、楽しかったです」と続けた。

 藤森は、シーズン1を視聴者として楽しんでいた立場からMCに加わった心境を振り返り、「20代と30代を分けるのは、今の時代タブーかと思っていたのですが。番組としてあえて切り込む斬新さが面白いですよね。男性の第一印象で年代ごとに重視するポイントがこんなに違うのかと驚いた」とコメント。すると、すかさずアンミカが「これはリアル婚活だから。他の番組とそこが違うところだと思う」と強調し、藤森も「参加者の目的がはっきりしているのは、やっぱり面白いですよね」と頷いた。

 平は「ガールは恋愛を楽しむぞという空気感、レディは今すぐ結婚したいという芯の強さがありますよね。どっちも魅力的で見ていて楽しいです」と、番組を観て感じた世代ごとの雰囲気を語った。

 続く質疑では、「結婚を考える上で、相手選びの際に大切にすべき条件は何だと思いますか?」という質問がアンミカに向けられた。アンミカは「男性目線で選ぶなら、被害者意識が強くない明るい人。すぐ被害者モードになって相手を加害者に仕立ててしまうような部分がないことは大事」と切り出し、女性目線では「個性を尊重できる器の広さ」を挙げた。「ママだから、女だからと行動を制限せず、その人らしさを認められることが何より大切だと思っていて」と続け、会場をうなずかせた。

 さらに「娘に伝えたい結婚の条件」という質問では、若槻が「私は占いで結婚を決めたので、最後に占いに行ってみれば? くらいです。恋愛は経験だから、痛い目を見る恋も含めて自分で学ぶことが大事。最終的には本人に任せたいですね」と笑顔でコメント。

 藤森は「条件は難しいけれど……経済力は大事。もちろん性格も大事ですが、劇場で頑張ってる駆け出し芸人を応援したい、みたいなのは親としては正直不安ですね(笑)。僕らみたいに1年目から売れてればOKですが!」とユーモアたっぷりに語り、会場を大きな笑いで包んだ。

 続いて、初の恋愛リアリティー番組MCを務めた感想を問われた平は「皆さんの恋愛模様を覗き見しているような感覚で、一緒にきゃっきゃしながら楽しませてもらいました。MC陣で意見が分かれる場面も多く、勉強になることばかりです」と収録を振り返る。

 また、姉であるタレント・平愛梨の結婚観について聞いたエピソードも披露。「父からは『惚れたら終わり』、母からは『この人に全てを捧げてもいいと思ったら結婚しなさい』と教わったと聞いています。結婚生活には尊敬と思いやりが大事だと話していました」と語り、自身の理想の条件については「もしその人にお金が全くなくなっても、一緒にいられるかどうか」と答えた。

 14年を迎えた結婚生活について、アンミカは「私、今の夫と出会うまでダメな恋愛ばかりだったんです。(これまでの恋愛では)夜景を見た帰りに口論になって、猪が出る山に置き去りにされたこともある(笑)」とユーモラスに明かしつつ、「でも今の夫が素敵な人で、価値観も変わった。だからこそ番組での出会いを経て、出演者の皆さんにも幸せになってほしい」と真剣な表情に。

 藤森は、妻と前作を一緒に観ていたエピソードを披露し、「みんなでキャッキャしているようなフレッシュなシーンが多く、どうしても最初はガールに目が行きがちですが(笑)。後半はレディたちの魅力がグッと伝わってきます。両方の目線を持って見守りたいですね」と語った。

 「注目の出演者は?」という質問では、若槻が「『シャッフルアイランド』にも出ていたレンくん」、藤森が「男子がキュンとする行動が多いナツキ」、アンミカが「優しさと優柔不断が紙一重なリュウスケ」、平が「過去に何かを抱えていそうなあずさ」とそれぞれ名前を挙げて盛り上がった。誰を応援するかを決めながら観るのも、この番組の楽しみ方のひとつだ。

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