元『タイプロ』メンバーやサッカー選手がグラドルに翻弄される? 『シャッフルアイランド Season6』1話

『タイプロ』参加メンバーが南国で過激な恋に挑戦 鈴木福スタジオMC電撃参戦も!
我々にとっての“夏が始まった合図”は、風鈴の音でも、ひまわりの黄色でもない。この番組の冒頭に流れるWANIMA「曖昧」以外には、なにも存在しない。今年もまた平日の仕事中、うだるような熱気漂うコンクリートジャングルのなかで「曖昧」が脳内再生され続ける、最高で過激なひと夏を過ごすことになるのだろう。
スタジオMCを務める屋敷裕政(ニューヨーク)曰く、ライバル番組が手を変え品を変え旅のシステムをテコ入れする一方で、『シャッフルアイランド』は“シャッフル一本”だけで勝負をするあたり「いちばん偏差値は低い」とのことだが、偏差値なんて低ければ低いほどよい。この番組に求められる高偏差値は、メンバーに経営者が登場してくれることくらいだし、偏差値を数えてもひとつもない恋の方が、ニヤケが止まらないのは数多くの大人が知っているところ(そういえば、“あの経営者”はいまどうしているのだろう……)。
たしかに1話時点にて、おおまかな旅のシステムは従来踏襲のものがほとんどだったが、シーズンMCには俳優の鈴木福が電撃参戦。加えて旅の参加メンバーにも、オーディション番組『timelesz project』での活躍が知られるあゆと(大学生)、恋愛番組『太陽とオオカミくんには騙されない』(ABEMA)に登場していたもも(『小悪魔ageha』専属モデル)。さらには番組初の一般公募合格者として、現在はオーストラリアを拠点に活動するかつよし(プロサッカー選手)ら、錚々たる布陣が集められているのだから、新要素など不要なのかもしれないといえる。
また、オンエア序盤の予告映像にて、夜のプールサイドで女子が男子を押し倒してキスをする衝撃シーンがチラ見せさせられたが、今回集まった男子7名・女子7名の合計14名(+α)のなかに、そんなホットな恋を爆発させてくれる者がいてくれるのだろう。きっと、その髪型やネイルに目を凝らせば、どのメンバーなのか判断できそうではあるが、あまりに不粋すぎる。なにも知らないまま、この後の展開を楽しみに待っていよう。
グラドルが“餌やり”、マッチョをハーレムマッサージ…これぞ『シャッフルアイランド』
旅の初日における基本的な流れは例年通りに。男子陣はIsland BLUE(以下:BLUE島)、女子陣はIsland PINK(以下:PINK島)にそれぞれ集められ、まずは“投票シャッフル”からスタート。お互いに、異性メンバーの名前、年齢、職業やアピールポイント、顔の見えないシルエット写真を手がかりに、気になる1名のみを自島に呼び寄せられるというものだ。プロフィールをスクロールするだけで、男子がいちいちバカ騒ぎするのはもはや継続行事。7泊8日という日数も相まって、セミの初鳴きに近い風情を感じる。筆者もそうなりたい。
さておきこの開幕シャッフル、とにかく重要である。早い段階から異性のほぼ全員と対面できるため、自分のなかで気になる相手を絞り込めるのはもちろん、“初めて見る男子/女子”ということで、相手の印象にも残りやすい。なにより、自分以外は全員が……という、夢のようなハーレムタイムを満喫できるのが、この“最初のひとり”だけの特権である。
記念すべき初シャッフルで選ばれたのは、男子がゆうた(パーソナルトレーナー)、女子はもも。ゆうたは“魚が捌ける”というアピールポイントが過半数の女子の興味を惹いたというが、そんなことなどどうでもよい。1年近く待たされた『シャッフルアイランド』の真骨頂、もとい映像美を、ここからようやく体感できるーー。
ももはBLUE島に到着から間もなく、フィジーの海で自身が漕ぐSUPを、美男子たちがクロールで追いかけ、最後にはももが乗ったSUPごと神輿担ぎに。その頃、PINK島のハーレムボーイ・ゆうたは、椅子に座った状態で美女たちからマッサージとサンオイル塗りを施される、“りっしんべん”の方の“悦しい”時間に身を委ねる。
ちなみに、この後のシャッフルタイムでももと同じ立場となったみれい(グラビアアイドル)は、夜のプールに漆黒の水着姿で現れて、水中で2列に並ばせた男子たちに、ぶどうをつまんで上から食べさせるという、なんともバカな絵面を見せつけてくれた。もちろん、ここでの“バカ”は最上級の褒め言葉でしかない。ありがとう。
























