自作スムージーもお手軽に シャークニンジャのコードレスブレンダー『Ninja Blast Max』の使い勝手

 ある程度の年齢になってくると、毎日の食事を摂るときに健康のことを考えるというシーンは増えるだろう。例えば朝食に自作スムージーを作るなんて選択肢も。作るといっても、ほうれん草や小松菜とフルーツなどをミキサーに入れてまぜ合わせるだけ。食物繊維とさまざまな栄養が簡単に摂れる。しかも、近年コンビニやドラッグストアで手軽に冷凍フルーツが買える。これらを使えば自作スムージーのハードルはさらに下がる。

 今回、そんな場面を想定してレビューしてみたのはシャークニンジャから新たに登場した『Ninja Blast Max コードレスミキサー』(実勢価格1万4960円)。

 バッテリーを内蔵するコードレスミキサーの上位モデルでよりパワフルになり、機能性もアップしているのが特徴だ。それでいて、手軽に持ち運べるカジュアルさもキープしている。

本体サイズは高さ310×幅91×奥行き116mmで、質量は約1110g。昨年発売された『Ninja Blast コードレスミキサー』(右)よりもわずかに大きくなっている。

 最も大きな進化点が3つのAuto-iQプログラムを搭載したこと。Blastは、電源ボタンを押すと自動的に30秒回転するシンプルな仕組みだったが、Blast Maxは3つのモードが選べるようになった。

 食材を均一に混ぜ合わせるBlend(ブレンド)、硬い食材や氷なども砕いて撹拌できるCrush(クラッシュ)、そして、野菜やフルーツを滑らかな仕上がりにできるSmoothie(スムージー)。これらを食材によって使い分けることでより最適なミキシングができる仕組みだ。

 実際に小松菜のグリーンスムージーを作ってみた。使い方は非常にシンプル。水分、葉物野菜、冷凍フルーツ、氷の順でボトルに入れて、Smoothieボタンを押すだけでいい。ハイパワーでブレードが回転し、食材が滑らかな状態になるまで刻み、まぜ合わせてくれる。

 Smoothieモードの場合は、約30秒で動作が止まる仕組み。食材によって滑らかさが足りないと感じたときはさらに、追加で回転させることも可能だ。

 約30秒でグリーンスムージーの完成。小松菜を刻んで、コンビニで売っている冷凍パインと水、氷をまぜるだけでいい。朝の忙しい時間でもほんの5分で作れる。さらにバナナやりんごを入れるレシピもある。

 さらに、コンビニの冷凍フルーツを使えば、簡単にマンゴーラッシーも。冷凍のマンゴーに牛乳、ヨーグルト、砂糖を混ぜるだけでいい。ラッシーの場合は、均一に回転するBlendモードを利用すると約30秒で完成。冷凍マンゴーを使うことで氷を入れなくても冷たいマンゴーラッシーができるというわけだ。出来上がったマンゴーラッシーは、キャップのカバーを外すことでそのまま飲むことができる。

 Blast Maxはバッテリーを内蔵しており、持ち運んで使うことも可能。フル充電で20回以上の撹拌ができる。また、ボトル部分だけを取り外して持ち歩くこともできる。

 なお、Blastは、USB Type-Cでの充電に対応していたがBlast Maxでは、専用の充電アダプターで充電する仕組みとなった。充電の簡単さではBlastの方が上だが、その代わり、Blast Maxは13.3Vで動作するため(Blastは7.4V)、それだけハイパワーで動作できるというわけだ。

 毎朝のスムージーやトレーニング前のプロテインなど、健康のためのドリンクにハンディタイプのミキサーは欠かせない。Blast Maxがあれば、手軽にそういったメニューが作れるのだ。

 さらにシャークニンジャでは、料理の下ごしらえに最適な据え置き型の『Ninja Stealth iQ ミキサー QX201J』(実勢価格3万9600円)も新たにラインナップしている。

 独自の自動検知機能「BlendSenseテクノロジー」を搭載しており、投入した食材の量や硬さを自動で検知し、選んだプログラムに最適な回転速度、撹拌時間を自動調整してくれる。『Ninja Stealth iQ ミキサー QX201J』があれば、毎日の料理をさらにレベルアップできる。日々の健康への気遣いからこだわりの食にまで、ハンドミキサーを日々の生活に取り入れてみるのは如何だろうか。

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