“おひな様”、意中の相手とラブラブっぷりを披露「ひなだと思ってた」『今日好き ハロン編』2話

ひな&おとは、初日夜のWデートでもアクセル全開 今週もまた『背脂編』な内容に
『ハロン編』1話が放送されて感じたこと。“おひな様劇場”の衝撃で、従来はリーチしていなかった層までもが『今日好き』を観ている。しかも、性別や年齢を問わず。前回の『マクタン編』から2カ月たらずの活躍で、番組知名度のインフレメイカーとなった、ひな(長浜広奈)。今週はそこに、女子メンバーでも“キャラが濃い側”のおとは(倉八音羽)も加わり、旅の初日を大盛り上がりで締め括ってくれた。
ふたりの奇天烈すぎる言動は、1話でのひなほどではなかったが、スタジオには普段の旅よりも前のめりにツッコミを入れる井上裕介(NON STYLE)の姿が。そして全国には彼と同程度の熱量で、画面に向けて思わず喋りかけてしまっている我々視聴者もいる(のではないだろうか?)。
初日夕方となり、毎回恒例の“花くじ”が登場。今回は女子陣がくじを引き、赤い花の当たりを引いた2名がこの後、気になる相手を誘って特別な夜デートに。また青い花の当たりを引いたもう1名が、2日目に特別な朝デートに行けるという。5名中3名の過半数に当たりを用意するとは、普段以上の大盤振る舞い。制作スタッフの珍しい優しさを感じていたところで、さすがは“神をバッグにつけた”主人公である。赤い花を引いたのは、ひな。さらに、おとはも。それぞれ順に、この半日で仲を深めたもんた(MONTA)、おうが(桜我)を誘い、ほかメンバーと別行動をするのだった。メンツだけでわかる。今週も『背脂編』だ。
おとは、もんた×ひなの会話に思わず乱入 「るいくんは“ごちそうさま”」でおうが一本に
さて、これから始まる特別な夜デートの“舞台”を目にして、おとはが早くも一言。「パリピのバスじゃね?」。続けて、ひなも「今夜はパリピっちゃうか」と、“パリピる”という動詞をこの世に生み落としたところで、4名が乗り込んだのは2階建てのオープントップバス。ハロンの風を感じながら、しっかりと会話を深める時間となった。
こうしたWデート形式では、たとえ男女ペアが隣同士の席に並んだとしても、それぞれの会話に没頭するのが『今日好き』の定石。だが、今回は面白いことに途中、片方のペアにもう片方が乱入する場面すら見られた。詳細に語ると、もんたがひなの求めるお姫さま扱いをできずに「どうしたら王子さまになれるのかを考えてた」と明かしたときのこと。おとはがすかさず「隣の会話、最高におもしろい!」「王子さまになりたいんだ!」と、視聴者目線に近いコメントを投下してきたのだ。
とはいえ単純に面白がるだけでなく、もんたから“How to お姫さま扱い”のアドバイスを求められた際には「レディファースト」と、隣に座るおうがと口を揃えたり「(そういう場面も)これからあるよ、いっぱい」と勇気づけたり。持ち前のギャルマインドで、明るさに徹した回答をしてくれるのが頼もしい。
一方、自身の恋愛の話になると、おうがをこのデートに誘った理由として「プールがあったんで。そのまま波に乗って、ヨイショ!」と、前回の1話で自身のメイクが「終わった」あの船上プール2ショットに触れつつ、妙に景気のよい掛け声を放っていたほか、第一印象で気になっていたるい(倉田琉偉)については「一旦、るいくんは“ごちそうさまでした”」と、関係性が発展する可能性のなさを妙な婉曲で表現。ひなとは性質こそ違うが、彼女もまた令和の詩人タイプだと思う。
終始、ギャルバイブスが全開だったが、バスデートの終盤にはハロンの熱気にやられてか鼻血が噴出……まではいかないものの、流血しながら身体で笑いを生み出していた、おとは。彼女曰く、おうが以外の「別の人とは話さんくていいかな〜」とのことだが、肝心の彼はまだほかの女子とも話してみたいという。『今日好き』において、序盤に気持ちを固めるルートは終盤に嫉妬の涙を生み出しがちだが。おとは、そんな即決で大丈夫か?






















